Recombinant DNase I (RNase-free)

反応用バッファー添付
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
2270A

TKR

タカラバイオ(株)
Recombinant DNase I (RNase-free)
1,000 U ¥18,000
説明書・データシート・ベクター情報
2270A
2270B(A×5)

TKR

タカラバイオ(株)
Recombinant DNase I (RNase-free)
5,000 U ¥63,000
説明書・データシート・ベクター情報
2270B(A×5)
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製品説明

Recombinant DNase I(RNase-free)はウシ膵臓由来のDNase I遺伝子を発現・精製した組換えタンパク質で、一本鎖および二本鎖のDNAを同程度にランダムに分解し、5’-P末端を持つオリゴヌクレオチドを生成させる、endodeoxyribonucleaseである。Mg2+存在下では二本鎖DNAにランダムにニックを入れるが、Mn2+存在下では二本鎖の同時切断が起こり、DNAを断片化する。
本酵素は、実用上問題とならないレベルまでProteaseおよびRNaseを除いているため、中性域での安定性が向上しており、RNAの調製の際に安全に用いることができる。

保存

-20℃

濃度

5 U/μl

形状

20 mMTris-HCl, pH7.5(at 4℃)
50 mM NaCl
0.1 mM CaCl2
50%Glycerol

起源

Expressed in non-animal host carrying plasmid encodes the gene of bovine pancreas DNase I.

添付Buffer組成(保存:-20℃)

(10×DNase I Buffer)
400 mM Tris-HCl, pH7.5
80 mM MgCl2
50 mM DTT

活性の定義

仔牛胸腺DNAを基質として、25℃、pH5.0において反応液の260 nmの吸光度を1分間に0.001増加させる酵素活性を1 Uとする(Kunitz unit1)

活性測定用反応液組成

100 mM 酢酸ナトリウム, pH5.0(25℃)
5 mM MgSO4
40 μg/ml基質DNA

品質管理データ

性能試験結果については、各ロットのCertificate of Analysis(CoA)をご覧ください。CoAはhttps://catalog.takara-bio.co.jp/search/doc_index.phpからダウンロードできます。

用途

  • T7あるいはSP6 RNA Polymeraseを用いてin vitro transcriptionによるRNA合成を行った後、buffer置換せずに鋳型DNAを消化5)に用いられる。
  • DNA Polymerase I(製品コード 2130)と共にnick translation2)に用いられる。
  • Mn2+存在下でshot-gun sequencingのためのDNAライブラリー作成3)に用いられる。
  • DNA-タンパク質の相互作用を調べるフットプリント法4)に用いられる。
  • RT-PCR前のゲノムDNAの除去に用いられる。

一般的性質

  • 分子量
    約39,000
  • 至適pH
    pH7.0~8.0(2価のカチオン存在下で活性は最大)
  • 阻害剤
    EDTA
  • 安定性
    75℃、10分の熱処理で不可逆的に失活する。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
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