NucleoBond® PC EF

エンドトキシンフリーのプラスミドDNA精製
  • エンドトキシンフリーグレードのプラスミドDNAの精製
  • 精製DNAに含まれるエンドトキシン量は<0.1 EU/µg DNA
  • エンドトキシン除去に追加反応を必要としないため、短時間で処理可能
  • 最適化バッファーにより効果的にエンドトキシンを除去
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
740550

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® PC 500 EF
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
10回 ¥57,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0550A
740549

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® PC 2000 EF
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
5回 ¥58,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0549A
740548

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® PC 10000 EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
5回 ¥108,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0548A
740594

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® PC Prep 100
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
1回 ¥297,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0594A
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製品説明

NucleoBond PC EFシリーズは細胞へのトランスフェクションなどに最適なエンドトキシンフリーのプラスミドDNAを調製できる陰イオン交換カラムである。エンドトキシンはグラム陰性細菌細胞壁の主要成分(lipopolysaccharide, LPS)であり、哺乳動物の免疫システムを極めて効果的に刺激する。エンドトキシンを低濃度に抑えることは、in vivo実験を行う場合、特に重要である。しかしLPSは負電荷を帯びており、DNAと同じ挙動を示すため、従来のプラスミドDNA精製法では少量のLPSが混入したDNAが得られる。NucleoBond PC EFシリーズでは、エンドトキシン混入量を極めて低く抑えることができる。

横にスクロールできます
 NucleoBond PC 500 EFNucleoBond PC 2000 EFNucleoBond PC 10000 EFNucleoBond PC Prep 100
原理陰イオン交換クロマトグラフィー法
形状自然落下型カラム
Maxi
自然落下型カラム
Mega
自然落下型カラム
Giga
Preparative Scale
HPLC、FPLCに接続可能
ライセートの清澄化Folded filtersBottle top filtersFolded filters, Sieving fabric
推奨する大腸菌培養液量30~150 ml150~500 ml500~2,000 ml5~20 L
プラスミドDNAサイズ<300 kb
回収量100~500 μg500~2,000 μg2,000~10,000 μg80~100 mg
A260/2801.80~1.95
エンドトキシンレベル<0.1 EU/μg DNA
精製時間100分150分180分20時間
結合容量500 μg2,000 μg10,000 μg100 mg

内容

・Resuspension Buffer S1-EF
・Lysis Buffer S2-EF
・Neutralization Buffer S3-EF
・Equilibration Buffer N2-EF
・Wash Buffer N3-EF
・Wash Buffer N4-EF
・Elution Buffer N5-EF
・Redissolving Buffer TE-EF
・H2O-EF(70%エタノール用)
・H2O-EF(再溶解用)
・RNase A(凍結乾燥品)
・NucleoBond AX 500/2000/10000 Columns
・NucleoBond AX Prep 100 Column(PC Prep 100のみ)
・NucleoBond AX 100 Columns(PC Prep 100のみ)
・Sieving Fabric(PC Prep 100のみ)
・NucleoBond Folded Filters(PC 500 EF、PC Prep 100のみ)
・NucleoBond Bottle Top Filters(PC 2000 EF、PC 10000 EFのみ)
・Plastic Washers(PC 500 EF、PC 2000 EFのみ)

保存

室温
(RNase Aを添加したBuffer S1-EFは4℃で保存する。6ヵ月間安定)
※Buffer S2-EFにはSDSが含まれているため、20℃以下で保存すると、沈殿が生じることがある。
沈殿が生じた場合は、30~40℃で数分間、ボトルを保温し、混合して溶解した後に使用する。

キット以外に必要な試薬

・イソプロパノール
・96~100%エタノール
・氷

操作手順

用途

  • 大腸菌からの高コピープラスミドDNAの精製
  • 培養細胞への形質転換などに適したエンドトキシンフリーのプラスミドDNAを調製
NucleoBondはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。
注意事項
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