NucleoSpin® RNA Blood

全血(~400 μl)からのRNA調製
  • 新鮮血および凍結保存した全血からのRNA精製が可能
  • 室温での簡便なプロトコールで全血から直接抽出、4℃で赤血球を溶解する前処理は不要
  • 400 μlまでの全血から高収量を実現
  • オンカラムでのDNase処理により、ゲノムDNAを効果的に除去
  • 一般的な抗凝固剤(EDTA、クエン酸、へパリンなど)処理血に使用可能
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
740200.10

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSpin® RNA Blood
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
10回 ¥11,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0200A
740200.50

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSpin® RNA Blood
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
50回 ¥52,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0200B
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製品説明

本製品は、新鮮血および凍結保存した全血(EDTA血、クエン酸血、ヘパリン血など)から簡便な方法でRNAを調製するキットである。面倒な低温での赤血球溶解の前処理を行うことなく、簡単かつ効率的な操作で全血を直接溶解し、全ての操作を室温で行うことができる。まず、Lysis Bufferを加えて血中の細胞を溶解した後、RNAをNucleoSpin RNA Blood Columnに吸着させ、カラム上でDNase処理を行ってゲノムDNAを効率的に除去する。続いて、2種類の異なる洗浄バッファーを用いて夾雑物や阻害物質を除き、最後にRNase-free水でRNAを溶出する。抽出したRNAはリアルタイムRT-PCR、次世代シーケンス、ブロッティング、アレイ解析などのアプリケーションに使用することができる。

原理シリカメンブレン法
精製方法ミニスピンカラム
サンプル量<400 μl 全血(新鮮血、凍結保存血)
精製サイズ>200 bases
回収量1~8 μg(400 μl 全血)*
A260/2801.9~2.1
溶出液量40~120 μl
操作時間55分
結合容量200 μg
* RNA収量は血液サンプル中に含まれる白血球数に依存する。

内容

・Lysis Buffer DL
・Wash Buffer RB2
・Wash Buffer RB3 (Concentrate)
・Membrane Desalting Buffer MDB
・Reaction Buffer for rDNase
・rDNase, RNase-free(凍結乾燥品)
・Liquid Proteinase K
・RNase-free H2O
・NucleoSpin RNA Blood Columns (light blue rings - plus Collection Tubes)
・Collection Tubes (2 ml, with lid) for lysis
・Collection Tubes (1.5 ml) for elution
・Collection Tubes (2 ml)

本製品以外に必要な試薬、機器(主なもの)

・96~100%エタノール
・70%エタノール
・マイクロ遠心チューブ
・ピペットチップ(滅菌済)
・ピペット
・微量高速遠心機

保存

rDNase, RNase-free(凍結乾燥品):4℃
その他:室温

操作手順

NucleoSpinはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。
注意事項
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