製品説明
核染色色素として、UV領域から近赤外領域までの様々なタイプの色素が用意されている。膜透過性の色素は生細胞の染色に、膜非透過性の色素は固定した細胞や死細胞の染色に使用することができる。芳香族化合物あるいはグアニジン基をもつ蛍光色素は、DNAの二重らせん構造に入り込み、あるいは結合して核酸を染色する。一般的な色素としては、オレンジ蛍光のエチジウムブロマイド(EB)、赤色蛍光のプロピジウムイオダイド(PI)、緑色蛍光のアクリジンオレンジ(AO)、青色蛍光のDAPIやHoechstなどがある。Hoechstは生細胞膜を透過することができる。 一方、DAPI、PI、AO、EBは損傷を受けた細胞膜だけを透過することができ、死細胞を染色する。
これらの色素は蛍光顕微鏡での対比染色にも適している。
緑色蛍光のDMAOなどのいくつかの色素は、細菌の染色にも使用できる。
保存
7-AAD(製品コード PK-CA707-40037) |
: | -20℃、遮光保存 |
その他 |
: | 4℃、遮光保存 |
各製品の詳細は、説明書(Instruction Manual*)をご参照ください。
*Instruction Manualは、上記の製品リストの特記事項欄「詳細はこちらをご覧ください」のリンクからダウンロードできます。