デジタルPCRによる高精度なAAVベクターの完全性評価
- アデノ随伴ウイルス（AAV）ベクターの主要な調節配列を高精度に検出・定量
- 複数のターゲットを同時に検出可能な、バリデーション済みのアッセイ
- 目的に応じて「ミックス＆マッチ」形式でアッセイを選択可能
製品説明
AAV Crystal Digital PCRアッセイは、アデノ随伴ウイルス（AAV）ベクターの主要な調節配列を検出および定量するために設計されたマルチプレックスアッセイです。Ruby Chipを使用することで、AAVベクターの完全性評価が可能となり、さまざまな遺伝子治療ワークフローに合わせてアッセイの組み合せを柔軟にカスタマイズできます。
本製品は、ベクターコピー数（VCN）の定量、コンタミネーション検出、およびウイルスゲノムの完全性評価のための堅牢で高精度なソリューションと、AAVベクター製造におけるバッチ間の一貫性を確保するための重要なパラメーターを提供します。
本製品は、Stilla社のデジタルPCR装置Nio systemシリーズで使用できます。使用する際は、別途naica 10X multiplex master mix、Ruby Chip、Universal Reporterを準備してください。
本製品は、ベクターコピー数（VCN）の定量、コンタミネーション検出、およびウイルスゲノムの完全性評価のための堅牢で高精度なソリューションと、AAVベクター製造におけるバッチ間の一貫性を確保するための重要なパラメーターを提供します。
本製品は、Stilla社のデジタルPCR装置Nio systemシリーズで使用できます。使用する際は、別途naica 10X multiplex master mix、Ruby Chip、Universal Reporterを準備してください。
目的に応じてアッセイの選択が可能
AAVベクターに含まれる複数のターゲットを解析することでベクターの完全性を評価することができます。また、薬剤耐性遺伝子を同時に評価することでコンタミネーションについて評価することができます。
Crystal Universal Reporter
AAV Crystal Digital PCRアッセイを用いた実験には、Universal Reporterを併せてご使用ください。Universal Reporter 3には3種類の蛍光標識オリゴヌクレオチドが、Universal Reporter 7には7種類の蛍光標識オリゴヌクレオチドが含まれており、マルチプレックス数に応じて、いずれかのUniversal ReporterをAAV Crystal Digital PCRアッセイと組み合わせて使用します。
AAVベクターに含まれる複数のターゲットを解析することでベクターの完全性を評価することができます。また、薬剤耐性遺伝子を同時に評価することでコンタミネーションについて評価することができます。
| 検出に使用するフィルター | ターゲットタイプ | 選択できるターゲット＊2 | 対応するUniversal Reporter＊3 | |
| UR3 | UR7 | |||
| Blue | プロモーター | CMV promoter or hSyn | ✓ | ✓ |
| Green＊1 | ITR2 | ITR2 | ✓ | ✓ |
| Red | エンハンサー | WPRE or CMV enhancer | ✓ | ✓ |
| Teal＊1 | レポーター | GFP/YFP/CFP | ー | ✓ |
| Yellow | ポリA | bGH or SV40 polyA | ー | ✓ |
| IR | 薬剤耐性 | Kanamycin Resistance 3’ or NeoKanamycin Resistance 3’ | ー | ✓ |
| LSSD | 薬剤耐性 | Kanamycin Resistance 5’ or NeoKanamycin Resistance 5’ | ー | ✓ |
＊1 GreenフィルターとTealフィルターのターゲットはそれぞれ1種類に固定されています。Tealフィルター用のアッセイは、GFP/YFP/CFPの共通配列を認識します。
＊2 複数のターゲットから選択可能なアッセイについては、ご注文の際にターゲットを指定してください。
＊3 マルチプレックス数に応じて、適切なUniversal Reporter（UR）製品を別途ご用意ください。
Crystal Universal Reporter
AAV Crystal Digital PCRアッセイを用いた実験には、Universal Reporterを併せてご使用ください。Universal Reporter 3には3種類の蛍光標識オリゴヌクレオチドが、Universal Reporter 7には7種類の蛍光標識オリゴヌクレオチドが含まれており、マルチプレックス数に応じて、いずれかのUniversal ReporterをAAV Crystal Digital PCRアッセイと組み合わせて使用します。
用途
- AAVベクターの完全性評価
- コンタミネーション評価
ご注文方法
専用発注書を用いて、目的のマルチプレックス数と反応回数、使用する検出フィルター、検出ターゲットをご指定のうえ、販売店までご注文ください。
専用発注書（PDF）
専用発注書（PDF）
内容
AAV Crystal Digital PCR Assay（製品コード R53002-1.1～R53002-7.2）
AAV cdPCR Assay
AAV Positive Control
AAV cdPCR Assay
AAV Positive Control
保存
AAV cdPCR Assay：－20℃
AAV Positive Control：－20℃
AAV Positive Control：－20℃
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- 注意事項
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