この画面を閉じる

Protocols

pRI 909/910 DNA

アグロバクテリウムの形質転換プロトコール
pRI909/910 DNA(製品コード 3260/3261)

Bio-Rad社製のGene Pulser IIを使用する場合を例示する。
  1. Agrobacterium tumefaciens LBA4404 Electro-Cells(製品コード 9115)*1を氷上でゆるやかに融解する。
  2. 本製品または本製品をもとに作製したプラスミドDNA 1 μlを1.5 mlチューブに入れ、氷上に置く。
  3. 2. のチューブに1. で溶解したコンピテントセル20 μlを加えて混和する。
  4. 0.1 cmエレクトロポレーション・キュベットを氷上に用意する。
  5. Gene Pulser IIの条件を25 μF、200Ω、2.4kVに設定する。
  6. コンピテントセルとDNAの混合液(3.)をエレクトロポレーション・キュベットに移し、キュベットを軽く指ではじいて底に集める。キュベットをGene Pulser II にセットし、Pulseボタンを押す。
  7. キュベットを取り出し、1 mlのYM培地*2を加え、15 mlチューブに移す。
  8. 30℃、1時間振とう培養後、カナマイシンを含むYM寒天培地へ播種し、30℃で48時間培養する。
*1 A. tumefaciens (R. radiobactor)LBA4404はバイナリー法の開発者であるオランダのライデン大学のP. J. J. Hooykaas教授らが開発した菌株で、多くの実績がある。本株はT-DNAのvir領域のみを含むプラスミドpAL4404(ストレプトマイシン耐性遺伝子含む)を保有している。
*2 YM培地:Yeast Extract 0.4 g、マンニトール 10 g、NaCl 0.1 g、MgSO4 0.1 g、K2HPO4・3H2O 0.5 gを1 Lの水に溶解し、pH7.0に調整してオートクレーブ。
LB培地に置き換えも可能であるが、形質転換効率は低下する。

※ 形質転換アグロバクテリウムの植物への感染は、使用する植物に応じたプロトコールで行ってください。
この画面を閉じる