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Protocols

NucleoSpin® Food

食品からのゲノムDNA精製プロトコール

NucleoSpin Food(製品コード 740945.10, 740945.50, 740945.250)
試薬の準備
  Buffer C5*1, Proteinase K溶液*2が添付の英文説明書に従って調製、希釈されていることを確認する。
1.サンプルの破砕
食品サンプル 約200 mgを市販のホモジナイザーなどで破砕する*3
2. サンプルの溶解
破砕したサンプルをCollection tube(2 ml)に移し、65℃に温めたBuffer CF 550 μlを加えて、注意深く15秒間混合する*4
Proteinase K溶液を10 μl加えて、さらに2~3秒間混合する。
65℃で30分間保温した後、10,000×g以上、10分間遠心する。RNAを除きたい場合は、ここでRNase処理を行う*5
3. Bufferの添加
上清を別のマイクロチューブ(各自で用意)に移し、等量のエタノールと等量のBuffer C4を加えて、vortexで30秒間混合する(サンプル:エタノール:Buffer C4=1:1:1)。
4. カラムへの吸着
NucleoSpin Food ColumnをCollection tube(2 ml)にセットする。
3.の溶液700 μlをカラムに加えて、11,000×g、1分間遠心する。
ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
上記の作業を繰り返し、3.の溶液を全てカラムに添加する。
5. メンブレンの洗浄
1回目の洗浄
Buffer CQW 400 μlをカラムに添加し、11,000×gで1分間遠心する。
ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
2回目の洗浄
Buffer C5*1 700 μlをカラムに添加し、11,000×gで1分間遠心する。
ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
3回目の洗浄
Buffer C5*1 200 μlをカラムに添加し、11,000×gで2分間遠心してBuffer C5をカラムから完全に除く。
6. DNAの溶出
カラムを新しいマイクロチューブ(各自で用意)にセットする。
70℃に温めたBuffer CE 100 μl*6を添加し、室温で5分間インキュベートする。
11,000×gで1分間遠心し、DNAを溶出させる。
*1 Buffer C5の調製法
Buffer C5(Concentrate)に4倍量の96~100%エタノールを添加して、よく混合する。Buffer C5は室温で1年間安定である。
*2 Proteinase K溶液の調製法(製品コード 740945.10(10回用)の場合)
Proteinase K(凍結乾燥品)のチューブに、添付のProteinase Buffer PB 120 μlを添加して完全に溶解させる。
Proteinase K溶液は-20℃で6ヵ月安定である。
*3 食品サンプルの状態によって処理方法が異なるので、サンプルに応じた方法を用いる(英文説明書参照)。
*4 Buffer量が不足していて溶解が十分にできない場合は、Buffer CFを更に加えて完全に懸濁させる(この際にはProteinase K溶液*3の添加量もBuffer CFに合わせて増やす)。
*5 RNAを完全に除去したい場合には、サンプルの溶解のステップで65℃ 30分間の保温後、20 mg/ml RNase A溶液を10 μl(Buffer CFが550 μlの場合)加えて、室温で30分間静置し、RNAを分解する。RNase A(凍結乾燥品)(製品コード 740505.50、740505)が使用可能。
*6 DNAの収量や濃度を上げたい場合は、溶出液量も変更することが可能である(英文説明書参照)。
また、Buffer CEの代わりにTE Bufferや水で溶出することも可能である。水で溶出する場合は、pH8~8.5に調整して用いる(英文説明書参照)。


<注意>
使用時には、詳細は必ず添付の英文説明書をご確認ください。

*2 は、製品コード 740945.10(10回用)の場合の調製法である。
製品コード 740945.50(50回用)、740945.250(250回用)の場合の調製法は英文説明書を参照すること。
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