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Application

Anhydrotrypsin Agarose

注意:[2]サンプル中の尿素がAnhydrotrypsin Agaroseのペプチド吸着能に及ぼす効果

方法
ベッド体積 1.0 ml(0.86φ×1.8 cm); 分画液量 1.0 ml;流速10.0 ml/hr;温度4℃
(1)開始Bufferで平衡化したゲルに(i)尿素を含まないbradykinin溶液、20 nmol/0.2 mlおよび(ii)4 M尿素を含むbradykinin溶液、20 nmol/1.0 mlをそれぞれかけ、開始Bufferで洗浄した。
(2)ゲルに吸着したペプチドは、図3の矢印の所から0.1 Mギ酸(pH2.5)に切り換えて溶出した。
(3)ペプチドの検出は、fluorescamine反応による蛍光を測定することにより行った。
結果
4 M尿素を含むサンプルであっても、尿素を含まない場合と同様にAnhydrotrypsin Agaroseに吸着される(図3)。図中非吸着画分に溶出される小さなピークは、標品中の不純物に由来すると考えられる。
図には示していないが、あらかじめ2 M尿素を含む開始Bufferで平衡化したカラムに対して、尿素を含むBufferに溶かしたbradykinin溶液を加えて引続き同じBufferを流した場合、ペプチドはわずかに遅れて溶出されただけで、ほとんどゲルに吸着しなかった。
以上の結果は尿素を含むサンプル溶液をゲルに添加する場合には、その液量をゲルのベッド体積程度かそれ以下におさえる必要があることを示している。


図3 サンプル中の尿素がAnhydrotrypsin Agaroseのペプチド吸着能に及ぼす効果
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