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Adenovirus Dual Expression Kit (CAG/EF1α)

付録2. 組換えアデノウイルスの取り扱いについて

1.実験施設
組換えアデノウイルスの取り扱いは、(「Ⅶ B-1. 組換えアデノウイルスの作製」のステップから)P2の封じ込めレベルの実験施設が必要です。挿入遺伝子によっては、それ以上の封じ込めレベルが必要となります。組織内の安全委員会の組換えDNA実験指針に従って下さい17)

2.保管
ウイルス液の保存容器は、安全性およびコンタミの防止の観点から、機密性の高いO-リングなどのついたシーリングキャップ付きのマイクロチューブをご使用ください。また、これらのマイクロチューブは、P2施設内のディープフリーザー(‐80℃)内で保管して下さい。液体窒素タンク内に保管されることは、チューブが破裂したりすることがあり、危険ですので安全面上お勧めできません。

3.凍結融解
凍結時は、ウイルス液の入ったマイクロチューブのキャップを強くしめ、粉末、あるいは砕いたドライアイスにうずめ、急速に凍結します。液体窒素は、チューブが破裂したりすることがあり、危険ですので使用しないで下さい。
また、融解時は、37℃の温浴に浸けて融解します。 そのまま保持し、半分くらい溶けたところで取り出し、余熱で最後まで溶かします。融解した後は、使用するまで、氷上に保持して下さい。
また、凍結融解を繰り返すことにより、力価が下がることがあります。余分な凍結融解を避けるため、実験目的にあわせた容量でウイルス液を保存するようにして下さい。

4.組換えウイルスの保存期間
力価は徐々に低下します。調製から1年を過ぎて使用する場合には、力価を再度測定しなおしてからご使用されることをお勧めします。

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