Anti-Human Influenza Virus

メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
TKR M145 M145 Anti-Human Influenza A (H1N1, H2N2), Monoclonal (Clone C179)
  • バルクなど特別対応可能
0.1 mg ¥58,000
説明書・データシート・ベクター情報
TKR M146 M146 Anti-Human Influenza A (H3N2), Monoclonal (Clone F49)
  • バルクなど特別対応可能
0.1 mg ¥58,000
説明書・データシート・ベクター情報
TKR M147 M147 Anti-Human Influenza A (H1, H2, H3), Monoclonal (Clone C111)
  • バルクなど特別対応可能
0.1 mg ¥58,000
説明書・データシート・ベクター情報
TKR M148 M148 Anti-Human Influenza B, Monoclonal (Clone 9D6)
  • バルクなど特別対応可能
0.1 mg ¥58,000
説明書・データシート・ベクター情報
TKR M149 M149 Anti-Human Influenza A, B, Rabbit, Polyclonal
  • バルクなど特別対応可能
0.4 mg ¥47,000
説明書・データシート・ベクター情報

インフルエンザウイルスの型

インフルエンザウイルスにはA、B、Cの3つの型がある。現在、インフルエンザウイルスで流行を起こすのはH1亜型(ソ連カゼ)、H3亜型(香港カゼ)などのA型とB型である。ウイルスの構造を下に模式的に示す。インフルエンザウイルスの型は核タンパク質(NP)の抗原性の違いによって分類され、それらはさらに、ウイルス表面タンパク質であるヘマグルチニン(haemagglutinin:以下HAと略す)とノイラミダーゼ(neuraminidase:以下NAと略す)の抗原性の違いによって亜型に分類される。ちなみに死者のでるA型:ソ連カゼはH1N1型、A型:香港カゼはH3N2型である。H2N2型は1968年以降日本での分離例はない。インフルエンザA型ウイルスのHAは、球状部領域(head region)と幹領域(stem region)の2つに分けられる。球状部領域は、ウイルスが標的細胞に結合するためのレセプター結合部位を含んでいる。また幹領域は、ウイルス膜と標的細胞の細胞膜との膜融合に必要な融合ペプチド配列を含んでいる。1)
インフルエンザのHAの球状部領域は特に抗原性が強く、生産される抗体のほとんどはこの領域を認識するものである。しかし、この領域は特に変異が起こりやすいので、ワクチン接種の効果を左右する大きな要因となっている。さらにインフルエンザは短期間のうちに広がるので、迅速なタイピングが重要となっている。2)

インフルエンザウイルスの模式図

製品説明

インフルエンザウイルスは表面タンパク質の変異が激しく、ワクチン接種の効果を左右する大きな要因となっている。また、強い感染力をもつため、短期間のうちに広がる。そのため、インフルエンザの迅速なタイピングが重要になっている。 本製品は、インフルエンザウイルスの迅速なタイピングに有用である。また、中和試験に使用できる製品もある。

インフルエンザウイルスを抗原としたマウスモノクローナル抗体

C179(製品コード M145)
インフルエンザA型ウイルス(H1N1)型と(H2N2)型のHA幹領域で共通に保存された立体構造を認識する抗体である。抗原変異に左右されることなくH1亜型とH2亜型に反応でき、さらに両亜型に対して強い中和活性をもつ。
F49(製品コード M146)
インフルエンザA型ウイルス(H3N2)型のHA幹領域を特異的に認識する抗体である。中和活性はない。
C111(製品コード M147)
インフルエンザA型ウイルスのマトリックスタンパク質(M1)を認識する抗体である。A型ウイルスの亜型に関係なくすべてに反応する。細胞染色だけでなく免疫沈降、ウェスタンブロットアッセイにも使用できる。
9D6(製品コード M148)
インフルエンザB型ウイルスの核タンパク質(NP)を認識する抗体である。広範囲のB型インフルエンザウイルスに特異的に反応する。細胞染色、免疫沈降、ウェスタンブロットアッセイに使用できる。

製品コード 製品名 用途 特異性 サブクラス 備考
M145 Anti-Human Influenza A (H1N1, H2N2), Monoclonal (Clone C179)

  • インフルエンザA型のH1N1およびH2N2サブタイプのHA分子の幹領域の立体構造に特異的に反応し、A型H3N2サブタイプのHA分子とは交差反応しない。
  • H1N1およびH2N2サブタイプに対して、ウイルス中和活性がある。
  • トリインフルエンザH5N3に反応することが確認された。
  • すべてのサブタイプのウイルスの血球凝集活性に影響を与えない。
IgG2a 結合するウイルス一覧表
M146 Anti-Human Influenza A (H3N2), Monoclonal (Clone F49)
  • A型インフルエンザのH3N2サブタイプのHA分子の幹領域の立体構造に特異的に反応し、A型H1N1、H2N2およびB型インフルエンザには交差反応しない。
  • ヒト以外のウイルスでは、A/duck/Czechaoslovakia/1/56(H4N6), A/chiken/Germany“N”/49(H10N7)を認識する。
  • すべてのサブタイプのウイルスの血球凝集活性に影響を与えない。
IgG1 結合するウイルス一覧表
M147 Anti-Human Influenza A (H1, H2, H3), Monoclonal (Clone C111)

  • インフルエンザA型のH1N1、H2N2、H3N2すべてのサブタイプの膜タンパク質に特異的に反応し、B型には交差反応しない。
IgG2a 結合するウイルス一覧表
M148 Anti-Human Influenza B, Monoclonal (Clone 9D6)

  • B型インフルエンザウイルスの核タンパク(NP)を認識し、A型のどのサブタイプとも交差反応しない。
IgG1 結合するウイルス一覧表

インフルエンザウイルスを抗原としたウサギポリクローナル抗体

インフルエンザウイルスA型、B型を抗原としたウサギポリクローナル抗体

製品コード 製品名 用途 特異性
M149 Anti-Human Influenza A, B, Rabbit, Polyclonal

  • A型, B型インフルエンザウイルスにほぼ同程度反応する
  • インフルエンザA型/PR/8/34(H1N1), A/Aichi/2/68(H3N2), B/Nagasaki/1/87に反応することを確認

内容

モノクローナル抗体(凍結乾燥品) 0.1 mg(製品コード M145~M148)
ポリクローナル抗体(凍結乾燥品) 0.4 mg(製品コード M149)

輸送

室温以下

保存

4℃
復元後(2.0 mg/ml)は必要に応じて分注し-20℃保存で1年、もしくは防腐剤を加えて4℃で6ヵ月をめどに使用する。

由来

製品コード 由来
M145 インフィルエンザA型:H2N2サブタイプのA/Okuda/57株で感作したBALB/cマウスの脾臓細胞とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合して得たハイブリドーマを、BALB/cマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水。
M146 インフルエンザA型:H3N2サブタイプのA2/Aichi2/68株で感作したBALB/cマウスの脾臓細胞とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合して得たハイブリドーマを、BALB/cマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水。
M147 インフィルエンザA型:H2N2サブタイプのA/Okuda/57株で感作したBALB/cマウスの脾臓細胞とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合して得たハイブリドーマを、BALB/cマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水。
M148 インフルエンザB/Nagasaki/1/87株で感作したBALB/cマウスの脾臓細胞とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合して得たハイブリドーマを、BALB/cマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水。
M149 インフルエンザウイルスA/北京/262/95(H1N1)株、A/武漢/359/95(H3N2)株、B/三重/1/93株、B/広東/05/94株の混合ワクチンを免疫源として得られたウサギポリクローナル抗体。

製法

モノクローナル抗体:
カラムクロマトグラフィーによりイムノグロブリン(IgG)として精製後、1.0%ウシ血清アルブミンを含む10 mM PBS(pH7.4)に溶解して凍結乾燥。

ポリクローナル抗体:
ウサギ抗血清をアフィニティー精製して得たIgG画分を、1.0%ウシ血清アルブミンを含む10 mM PBS(pH7.4)に溶解して凍結乾燥。

抗体の復元

モノクローナル抗体;純水50 μlに溶解する(2.0 mg/ml、防腐剤を含まない)。
ポリクローナル抗体:純水200 μlに溶解する(2.0 mg/ml、防腐剤を含まない)。

用途

インフルエンザの検出およびタイピング
  染色試験(PAP法) 中和活性試験 ウェスタン
ブロッティング
その他
M145 ○(0.5~1 μg/ml) ○(10 μg/ml)   動物感染実験における予防効果
M146 ○(1~10 μg/ml)      
M147 ○(0.5~1 μg/ml)   ○(1~5 μg/ml)  
M148 ○(1~5 μg/ml)   ○(10 μg/ml)  
M149 ○(5 μg/ml)      

反応性

ヒト、ブタ、トリに感染したウイルスを検出する。

希釈液

10 mM PBS(pH7.4)
1.0% ウシ血清アルブミン
(0.1% アジ化ナトリウム)

4℃で保存する場合は防腐剤を加えてください。

注意

本製品は研究用試薬です。ヒト、動物への医療、臨床診断には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。

関連資料

ウェスタンブロッティング実験ハンドブック
ダウンロード(1.52 MB)



免疫組織化学染色法実験ハンドブック
ダウンロード(1.58 MB)

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タンパク質 発現・抽出・精製
タンパク質 定量・電気泳動・ウェスタンブロッティング

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免疫組織化学染色試薬TaKaRa POD Conjugateシリーズ
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