Premix Ex Taq™ (Perfect Real Time)

プローブ検出に最適なリアルタイムPCR用試薬
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
RR039A

TKR

タカラバイオ(株)
Premix Ex Taq™ (Perfect Real Time)
リアルタイムPCR(qPCR)関連試薬
200回(50 μl反応系) ¥50,000
¥40,000
2023/11/27~
2024/03/29

説明書・データシート・ベクター情報
RR039A
RR039B(A×2)

TKR

タカラバイオ(株)
Premix Ex Taq™ (Perfect Real Time)
リアルタイムPCR(qPCR)関連試薬
400回(50 μl反応系) ¥96,000
¥76,800
2023/11/27~
2024/03/29

説明書・データシート・ベクター情報
RR039B(A×2)
※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。
カートにいれる

WEB会員ログインが必要です

製品説明

Premix Ex Taq (Perfect Real Time) は、検出にプローブを用いるリアルタイムPCR用に開発された製品である。2×濃度のプレミックスタイプ試薬で、反応液の調製が簡単である。抗Taq抗体を利用したホットスタート用酵素TaKaRa Ex Taq HSとリアルタイムPCR用に最適化されたバッファーの組み合わせにより、非特異的増幅を抑制し、高い増幅効率、高い検出感度でリアルタイムPCRを行うことができる。高速PCRに適しており、幅広いダイナミックレンジで正確なターゲットの定量、検出が行えるので、再現性よく信頼性の高いリアルタイムPCR解析が可能である。

本製品を2ステップリアルタイムRT-PCRに使用する場合には、リアルタイムRT-PCR専用の逆転写試薬キットであるPrimeScript RT reagent Kit (Perfect Real Time)(製品コード RR037A/B)、またはPrimeScript RT Master Mix (Perfect Real Time)(製品コード RR036A/B)PrimeScript RT reagent Kit with gDNA Eraser (Perfect Real Time)(製品コード RR047A/B)との組み合わせを推奨する。

なお、本製品はThermal Cycler Dice Real Time Systemに最適化しているが以下のリアルタイムPCR装置でも使用例がある。
技術情報のProtocols、Applicationを参照してください。(詳しくは弊社までお問い合わせください。)
  • Thermal Cycler Dice Real Time System III(製品コード TP950/TP970/TP980/TP990)
  • Thermal Cycler Dice Real Time System II(製品コード TP900/TP960:終売)
  • Thermal Cycler Dice Real Time System Lite(製品コード TP700/TP760:終売)
  • CronoSTAR 96 Real-Time PCR System(製品コード 640231/640232)
  • CronoSTAR Portable Real-Time PCR System(製品コード 640245/640247/640249)
  • Smart Cycler System / Smart Cycler II System (Cepheid社)
  • Applied Biosystems 7300/7500 Real-Time PCR System、7500 Fast Real-Time PCR System(Thermo Fisher Scientific社)
  • LightCycler(Roche Diagnostics社)
  • Mx3000P(Agilent Technologies社)

  • など

内容

200回(50 μl 反応分)
Premix Ex Taq (Perfect Real Time) (2×conc.)*11 ml×5
ROX Reference Dye (50×conc.)*2200 μl
ROX Reference Dye II (50×conc.)*2200 μl

*1 TaKaRa Ex Taq HS, dNTP Mixture, Mg2+を含む。
*2 Applied BiosystemsのリアルタイムPCR装置など、ウェル間の蛍光シグナルの補正を行う装置で 解析する場合に使用する。
  • ROX Reference Dye を添加する機種
    ・Applied Biosystems 7300 Real-Time PCR System(Thermo Fisher Scientific社)
  • ROX Reference Dye II を添加する機種
    ・ Applied Biosystems 7500/7500 Fast Real-Time PCR System(Thermo Fisher Scientific社)
    ・ Mx3000P(Agilent Technologies社)
  • 添加の必要がない機種
    ・ Thermal Cycler Dice Real Time System III(製品コード TP950/TP970/TP980/TP990)
    ・ Thermal Cycler Dice Real Time System II(製品コード TP900/TP960:終売)
    ・ Thermal Cycler Dice Real Time Lite(製品コード TP700/TP760:終売)
    ・ CronoSTAR 96 Real-Time PCR System(製品コード 640231/640232)
    ・ CronoSTAR Portable Real-Time PCR System(製品コード 640245/640247/640249)
    ・ Smart Cycler System(Cepheid社)
    ・ LightCycler(Roche Diagnostics社)
Mx3000Pの場合には、ROX Reference Dye IIが適している。
Thermal Cycler Dice Real Time SystemやSmart Cycler System、LightCyclerでは必要ない。

TaKaRa Ex Taq HS
○活性の定義
活性化サケ精子DNAを鋳型/プライマーとして用い、下記の活性測定用反応液中にて74℃において、30分間に10 nmolの全ヌクレオチドを酸不溶性沈殿物に取り込む活性を1 Uとする。

○活性測定用反応液組成
25 mM TAPS緩衝液 (pH9.3、25℃)
50 mM KCl
2 mM MgCl2
0.1 mM DTT
各200 μM dATP・dGTP・dCTP
100 μM [3H]-dTTP
0.25 mg/ml 活性化サケ精子DNA

○純度
  1. 10 Uの本酵素と0.6 μgのλ-Hind III分解物とを74℃、1時間反応させてもDNAの電気泳動パターンに変化は起こらない。
  2. 10 Uの本酵素と0.6 μgのsupercoiled pBR322DNAとを74℃、1時間反応させてもDNAの電気泳動パターンに変化は起こらない。
  3. 10 Uの本酵素と0.6 μgのλDNAとを74℃、1時間反応させてもDNAの電気泳動パターンに変化は起こらない。

保存

4℃保存:6ヵ月安定
コンタミネーションには十分注意してください。

長期保存の場合は、-20℃で保存してください。いったん融解したものは4℃保存し、6ヵ月を目途にご使用ください。

用途

リアルタイムPCR

特長

  • 各社リアルタイムPCR装置で高い特異性を実現
    反応バッファーの改良により反応特異性が大きく向上し、Applied Biosystems 7300/7500/7500 Fast Real-Time PCR System、Smart Cycler System、LightCyclerなど各社リアルタイム PCR装置で特異性の高い結果が得られる。ROX Reference Dyeが添付されているため、dyeを必要とする機種にも確実に対応できる。ガラスキャピラリーを 用いる装置にもBSAを添加することなく使用可能。
  • 高速リアルタイムPCRにも最適
    高速リアルタイムにも最適化されているため、よりスピーディーな実験が可能。
  • 優れたPCR反応性
    TaKaRa Ex Taq HSを使用しているため増幅効率が高く、低濃度の鋳型でも高感度に検出できる。非特異的な増幅が抑えられ、 幅広いダイナミックレンジにおいて高い直線性が得られる。
  • 簡単で便利なプレミックスタイプ
    2×濃度のプレミックスタイプ試薬であり、反応液の調製が簡単。

使用上の注意

  1. 本製品に使用しているTaKaRa Ex Taq HSは抗Taq抗体を利用したホットスタートPCR用の酵素であり、 化学修飾タイプの酵素のように95℃10~15分の活性化ステップは必要ありません。初期変性は通常、95℃30秒で十分です。
  2. 使用時には、泡立てないよう穏やかに転倒混合し、試薬を均一にしてから使用してください。試薬組成に偏りがあると十分な反応が得られなくなります。
    ボルテックスによる混合は行わないでください。
  3. Premix Ex Taq(2×conc.)を-20℃で凍結保存した場合、保存中に沈殿を生じることがあります。軽く手で暖めるか室温にしばらく置いた後、 転倒混合することで完全に溶解します。沈殿が生じたままでは試薬組成に偏りができますので、必ず均一に混合してからご使用ください。

補足資料

弊社では、さまざまな特長をもつPCR酵素を用意しています。
用途に応じて選択してください。

PCR Enzyme選択フローチャート

リアルタイムPCR関連実験の各種手法をホームページでご紹介しています。あわせてご参照ください。
 

注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。