アデノウイルスタイターキット

免疫測定法により48時間で感染力価を測定
  • わずか48時間で感染力価を測定
  • プラーク法やエンドポイント希釈アッセイより迅速で正確
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
632250

CLN

Clontech
Adeno-X™ Rapid Titer Kit
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
120回 ¥135,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z2250N
カートにいれる

WEB会員ログインが必要です

Adeno-X Rapid Titer Kit

本キットは抗体染色法によるアデノウイルス力価測定キットで、E1を欠損したあらゆる第一世代のアデノウイルスに使用可能である(1)。本キットはヘキソン特異的抗体で感染細胞を標識するように設計されている。ヘキソンタンパク質はアデノウイルスゲノムにコードされており、アデノウイルスの複製に必要なキャプシドの重要な構成成分だが、その発現はE1遺伝子産物に依存している。HEK 293細胞(2)などE1をトランスに補完する細胞では感染細胞のみがヘキソンタンパク質を発現するため、感染活性の測定に使用できる。Rapid Titerアッセイでは1~2時間で準備が整う。その2日後に行う感染細胞の標識、染色、計数の所要時間は約3時間である。染色された各細胞が1感染単位に相当する(図1)。


図1. 感染細胞は茶色に変化するため、顕微鏡による計数が容易
12ウェル培養プレートの各ウェルに感染前のHEK 293細胞(5×105/ml)を1 mlずつ播種し、Adeno-X Rapid Titerプロトコールに従って、各希釈濃度のアデノウイルス株を感染させた。48時間培養した後にマウス抗ヘキソン抗体、HRP標識ラット抗マウス抗体、DAB基質を加えて感染細胞を同定した。20倍対物レンズを用いて撮影したこの顕微鏡画像は、10-5ウイルス希釈液を加えたウェルの感染細胞を示している。

内容

Adeno-X Rapid Titer Kit
(製品コード 632250)
・Mouse Anti-Hexon Antibody
・Rat Anti-Mouse Antibody (HRP Conjugate)
・1× Stable Peroxidase Buffer
・10× DAB Substrate

保存

Mouse Anti-Hexon Antibody、10× DAB Substrate:-20℃
Rat Anti-Mouse Antibody (HRP Conjugate)、Stable Peroxidase Buffer:4℃
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。