TaKaRa PCR FLT3/ITD Mutation Detection Set

電気泳動による解析例

方法

AML患者および健常者DNAのそれぞれ100 ngをテンプレートとしてFLT/ITD-1、FLT3/ITD-2 Primer、Ex Taqを用いて以下の条件でPCRを行った。

94℃, 30 sec.




 35 cycles

56℃, 30 sec.

72℃, 30 sec.


PCR増幅反応終了後、3% アガロースゲルで電気泳動を行い、鎖長を確認した。

結果

健常者のDNAでは、正常配列の329 bpのバンドが認められ、AML患者のDNAでは、正常配列の329 bpのバンドとともに約60 bp 長いバンドが認められ、ITD変異が検出された。

電気泳動写真
電気泳動によるAML患者および健常者DNAのPCR産物の解析例
  M : 100 bp DNA Ladder
1 : AML患者DNA
2 : 健常者DNA

  TaKaRa PCR FLT3/ITD Mutation Detection Set