TaKaRa PCR FLT3/ITD Mutation Detection Set

Agilent2100バイオアナライザによる解析

方法

AML患者および健常者DNAのそれぞれ100 ngをテンプレートとしてFLT/ITD-1、FLT3/ITD-2 Primer、Ex Taqを用いて以下の条件でPCRを行った。

94℃, 30 sec.




 35 cycles

56℃, 30 sec.

72℃, 30 sec.


PCR増幅反応終了後、DNA 1000 LabChip Kitを用いて増幅産物をAgilent2100バイオアナライザにより解析した。

結果

健常者のDNAでは、正常配列の329 bpに相当する位置に1本のピークが認められた。AML患者のDNAでは、下図に示すとおり、正常ピークとともに約60 bp長い位置にもうひとつピークが認められ、ITD変異が検出された。

Agilent結果グラフ
Agilent2100バイオアナライザによるAML患者DNAのPCR産物の解析例
  横軸はMigration time, 縦軸はFluorescenceを示す。
Nは正常配列、ITDはITD変異のピークを示す。


Agilent2100バイオアナライザは、Agilent Technologies社の製品です。

  TaKaRa PCR FLT3/ITD Mutation Detection Set