GFPのターゲット配列(GGAGTTGTCCCAATTCTTG)に対するヘアピン型RNA発現のためのオリゴDNA(下記)を合成し、それをpBAsi-hU6の
BamHI-
HindI部位に挿入し、siRNA発現用プラスミドベクターを構築した。ネガティブコントロールとして、ターゲット配列に対するスクランブル配列を用意した。
293T細胞に、標的となるGFP発現ベクターとsiRNA発現ベクターを
TransIT-293を用いて、コトランスフェクションし、24時間後に蛍光顕微鏡でGFPタンパクの発現状態を観察した(下写真)。その結果、siRNA発現ベクターによるGFPタンパクの発現抑制が確認できた。
- (1) 細胞のみ
- (2) GFP発現ベクター0.2 μg+pBAsi-hU6-NC 0.3 μg(ネガティブコントロール)
- (3) GFP発現ベクター0.2 μg+pBAsi-hU6-GFP 0.3 μg