Bacillus cereus (CRS gene) PCR Detection Kit
各種菌体熱抽出液を用いたテスト
セレウリド合成酵素 (CRS) 遺伝子と、セレウス菌 (
B. cereus) およびその類似菌 (
B. thuringiensis,
B. anthracis) が保有するレシチナーゼ遺伝子 (LE) を、それぞれCRSプライマー、LEプライマーを用いて一本のチューブ内で同時にPCR増幅することにより、セレウリドを産生するセレウス菌を同定する。インターナルコントロールも同時に増幅するため、偽陰性の判定も可能である。増幅産物はアガロース電気泳動により検出する。
M. | 100 bp Ladder Marker |
1. | Bacillus subtilis |
2. | Bacillus thuringiensis |
3. | 嘔吐毒素 (セレウリド) 非産生性Bacillus cereus |
4. | 嘔吐毒素 (セレウリド) 産生性Bacillus cereus |
426 bp:セレウリド合成酵素遺伝子
227 bp:レシチナーゼ遺伝子
106 bp:Internal control
セレウリド産生性セレウス菌の場合 (レーン4) では、CRS遺伝子、レシチナーゼ遺伝子およびインターナルコントロールに由来する3つのバンドが現れる。
Bacillus cereus (CRS gene) PCR Detection Kit