TaKaRa Z-Taq

TaKaRa Z-Taq®

全表示/全非表示
Q1 TaKaRa Z-Taqを使用するとなぜトータル反応時間が短くなるのですか?
A1 TaKaRa Z-Taqは宝酒造で新しく開発したPCR用の耐熱性DNAポリメラーゼです。この酵素はDNA伸長速度が非常に優れている(Taq DNAポリメラーゼの約5倍)ため、1サイクルにかかる時間のうち大きな割合を占めるextension時間が短くなりました。
Q2 TaKaRa Z-Taqの正確性(Fidelity)は?
A2  一般的にいわれているTaq DNAポリメラーゼのFidelityに比べると、約3倍良好です。(ExTaq と同程度です。)。
Q3 TAクローニングはできますか?
A3 増幅断片の末端はTaq DNAポリメラーゼと同様に大部分がAのオーバーハングになっています。したがってTAクローニングは可能です。
Q4 TaKaRa Z-TaqのPCR条件はどう設定すればよいか?
A4 TaKaRa PCR Thermal Cycler MPを用いて50 μlの反応系でPCRを行う場合、まずは98℃1秒、60~68℃X秒のシャトルPCRをお試しください。この時、annealing & extension時間(X)は10~20秒/kbを目安として設定してください。なお、用いるプライマーのTm値が低い場合、シャトルPCRで増幅しにくいことがあります。そのようなときは、プライマーに適したannealing温度(Y)を設定し、次のような3段階のPCR条件にすることをお勧めします。
98℃ 1秒
Y ℃ 1~10秒
72℃ X秒
30サイクル
Q5 TaKaRa PCR Thermal Cycler 480や2000を用いてTaKaRa Z-Taqで増幅するときのPCR条件は?
A5 TaKaRa PCR Thermal Cycler 480や2000を用いる場合も、TaKaRa PCR Thermal Cycler MPのPCR条件で反応を行ってください。ただし、長鎖の増幅を行う場合は、denature時間を通常1秒のところ、1~10秒に延ばしてください。なお、鋳型量が少ない場合あるいは増幅効率が悪い場合は、annealing時間を0.5~1分まで延ばした3段階のPCR条件をお勧めします。

  TaKaRa Z-Taq