Osteoblast-Inducer Reagent (for animal cell)
使用方法
OsteoblastInducer Reagent (for animal cell)(製品コード MK430)
1.培地調製
添加試薬は自然解凍または 37℃のインキュベーターで解凍する。
- 培地と添加試薬のボトルの表面に70%エタノールを噴霧または70%エタノール綿で拭いて殺菌する。
- クリーンベンチ内で各細胞に適した培地に添加試薬(1) Ascorbic Acid、(2) Hydrocortisone、(3) β-Glycerophosphateをそれぞれ1%(v/v)/0.2%(v/v)/2%(v/v)になるように添加する。
例)100 mlの骨芽細胞分化培地を調製する場合
(1) Ascorbic Acid 1 ml
(2) Hydrocortisone 200 μl
(3) β-Glycerophosphate 2 ml
2.分化誘導
< マウス/ラット/ウサギ骨髄細胞の場合 >
- 骨芽細胞分化培地を調製する。
- 細胞を撒き込んで3~7日間培養した後 [ 顕微鏡観察により細胞が培養容器底面に接着伸展していることが認められたら ] 、培地を除去し、骨芽細胞分化培地に交換する。
- 37℃、5% CO2インキュベーター内で14~21日間培養する。
- 7~14日に1回の割合で培地の全量交換を行う。
< MC3T3-E1 [ マウス頭蓋冠由来 ] 細胞の場合 >
- 骨芽細胞分化培地を調製する。
- 細胞を撒き込んで1~3日間培養した後 [ 顕微鏡観察により細胞が培養容器底面に接着伸展していることが認められたら ] 、培地を除去し、骨芽細胞分化培地に交換する。
- 37℃、5% CO2インキュベーター内で10~21日間培養する。
- 3~7日に1回の割合で培地の全量交換を行う。
* 分化誘導による細胞形態の変化などの比較対照として骨芽細胞分化試薬を添加していない細胞も用意するとよい。
Osteoblast-Inducer Reagent (for animal cell)