PCR産物の精製 | アガロースゲルからのDNA抽出 | |||||||
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1. サンプルの準備 |
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2. カラムへの吸着 |
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3. メンブレンの洗浄 |
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4. メンブレンの乾燥 |
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5. DNAの溶出 |
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*1 | PCR反応液が少量(< 30 μl)の場合、滅菌水を加えてTotal 50-100 μlに調製し、調製した溶液の2倍量の Buffer NTIを加える。 MightAmp DNA Polymerase Ver.2(製品コード R071A)などのMightyAmpシリーズのPCR酵素やTks Gflex DNA Polymerase(製品コード R060A)を用いて増幅したPCR産物の場合は、PCR反応液を滅菌水で1.5~2倍に希釈し、希釈した溶液の2倍量のBuffer NTIを加える。 |
*2 | 2%以上のアガロースゲルの場合は、使用するBuffer NTIの量を2倍にしてください。 |
*3 | Wash Buffer NT3:Wash Buffer NT3 (Concentrate) 6 mlあたり、96~100%エタノール24 mlを添加する。 |
*4 | 高純度のDNAが必要な場合は、「3. メンブレンの洗浄」のステップを繰り返して行ってください。A260/A230の値が高くなり、純度が上がります。 |
*5 | 5~10 kbのDNAを回収する際は、あらかじめ70℃に加熱したBuffer NEを用いると、収率が上がる。 Buffer NEの組成:5 mM Tris-HCl, pH8.5 |