NucleoSpin® Gel and PCR Clean-up

PCR産物の精製にもDNAのゲル抽出にも対応
  • 1種類のバッファーでPCR産物の精製にもアガロースゲルからの抽出にも対応可能
  • 操作時間はわずか10分、最小溶出液量は15 μl
  • 50 bp以上のDNA断片を回収、プライマーを効率よく除去
  • 全てのゲル用バッファー(TAE、TBEなど)に対応
  • Binding BufferにpH indicatorを含む
  • RNAや一本鎖DNA、SDSを含むサンプルからも精製
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
740609.10

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSpin® Gel and PCR Clean-up
10回 ¥5,500
説明書・データシート・ベクター情報
U0609A
740609.50

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSpin® Gel and PCR Clean-up
クリーンアップキット
50回 ¥16,000
¥9,600
2024/11/25~
2025/03/31

説明書・データシート・ベクター情報
U0609B
740609.250

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSpin® Gel and PCR Clean-up
クリーンアップキット
250回 ¥66,000
¥39,600
2024/11/25~
2025/03/31

説明書・データシート・ベクター情報
U0609C
740595.150

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Buffer NTB
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
150 ml ¥9,000
U0595A
740654.100

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Buffer NTC
125 ml ¥10,000
U0654A
740305.120

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Buffer NTI
200 ml ¥11,000
U0305A
※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。
旧製品名は、NucleoSpin Extract IIです。pH indicator含有Bufferにより、安定して作業することが可能になりました。
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製品説明

NucleoSpin Gel and PCR Clean-upは、PCR産物の精製に加え、アガロースゲルからのDNA断片の精製にも利用できる製品である。本製品には、どちらの精製法にも使用できるバッファーが含まれている。
酵素反応液(PCR反応液など)からの精製では、酵素、ヌクレオチド、塩類、その他不純物を迅速、簡単に除くことができる。PCR産物の精製操作は、PCR反応液にBinding Buffer NTIを加え、NucleoSpin Gel and PCR Clean-upカラムへアプライし、Wash Buffer NT3で洗浄するという簡単な操作である。アガロースゲルからの抽出は、ゲルをBinding Buffer NTIで溶解後、カラムへアプライし、遠心、洗浄を行う。精製DNAはElution Buffer NE(5 mM Tris-HCl、pH8.5)で抽出される。
Binding Buffer NTIにはpH indicatorが含まれており、サンプルとBinding Buffer NTIを混合した溶液の色により、サンプルのpHがカラムの結合に適しているかを容易にチェックすることができる。

原理シリカメンブレン法
形状ミニスピンカラム
サンプル量  <400 μl PCR反応液
  <400 mg TAE/TBEアガロースゲル
精製サイズ50 bp~20 kb
回収率70~95%
A260/2801.8~1.9
溶出液量15~30 μl
精製時間10分
結合容量25 μg

内容

・Binding Buffer NTI
・Wash Buffer NT3 (Concentrate)
・Elution Buffer NE*
・NucleoSpin Gel and PCR Clean-up Columns (yellow rings)
・Collection Tubes (2 ml)
* 組成:5 mM Tris-HCl、pH 8.5

本製品以外に必要な試薬、機器(主なもの)

試薬
・96~100%エタノール

器具
・1.5 mlマイクロチューブ
・ピペットチップ(滅菌済)
・ピペット
・微量高速遠心器
・ヒートブロック

保存

室温

操作手順

pH indicator

PCR反応液またはゲルとBinding Buffer NTIを混合した溶液において、カラム結合のための至適pHは5~6である。Binding Buffer NTIにはpH indicatorが含まれているため、溶液の色によって至適pHかどうかをチェックできる。至適pHでない場合、Buffer NTIまたは4M 酢酸ナトリウム(NaAc, pH5.0)または少量HClを溶液が黄色になるまで加える。
yellow, pH<6
yellow
green, pH<6~7
green
blue, pH>7
blue
サンプルのpHが至適サンプルのpHが少し高い
→pH調整が必要
サンプルのpHが高い
→pH調整が必要

pH - color 対照グラフ

用途

  • PCR産物の精製
  • アガロースゲルからのDNA抽出
  • 精製DNAはクローニング、シーケンス、PCR、制限酵素処理などに利用可能
  • 反応液の濃縮、脱塩(サポートプロトコール)
  • 150 bases以下のssDNA、RNAのクリーンアップ(サポートプロトコール):別途 Buffer NTC(製品コード 740654.100)が必要
  • SDS含有サンプルのクリーンアップ(サポートプロトコール):別途 Buffer NTB(製品コード 740595.150)が必要
  • アガロースゲルからのRNA抽出(サポートプロトコール):別途 Buffer NTC(製品コード 740654.100)が必要
  • ポリアクリルアミドゲルからのDNA抽出(サポートプロトコール):別途 diffusion bufferの調製が必要
NucleoSpinはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
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