TaKaRa Taq™ HS PCR Kit, UNG plus
操作
- 下記に示す反応液を氷上で調製する。
鋳型(検体サンプル等)以外のコンポーネントを必要本数+α分調製し、反応チューブに分注後、軽くふたをする。
TaKaRa Taq HS (5 units/μl) |
0.25 μl |
10×PCR Buffer for UNG plus |
5 μl |
dU plus dNTP Mixture | 4 μl |
UNG | 0.5 μl |
(Template | <500 ng) |
Primer 1 |
10~50 pmol |
(最終濃度0.2~1.0 μM) |
Primer 2 |
10~50 pmol |
(最終濃度0.2~1.0 μM) |
滅菌精製水 |
Up to 50 μl |
- サンプル(鋳型)の添加
1.で分注した反応液にサンプル(鋳型)を添加し、しっかりふたをする。
- 0.2 mlチューブ用の卓上遠心機で軽く遠心を行い、サーマルサイクラーにセットする。
- UNG処理とPCR増幅を行う。
始めにUNG処理を行い、次にUNGの熱失活を行う。続いて、通常のPCR条件による増幅を行う。PCR条件は増幅サイズ等に応じて設定する。
(例)1 kb DNAを増幅する場合
25℃ |
10分(UNG処理) |
*1 |
95℃ | 2分(UNGの熱失活) |
*1 |
98℃ | 10秒 | *2 |
|
55℃ | 30秒 | |
72℃ | 1分 | *3 |
*1 | UNG処理の条件は、増幅鎖長に関係なく一定である。 |
*2 | PCRの変性の条件は、サーマルサイクラーの使用機種と反応チューブの種類に合わせて設定する。設定の目安としては、98℃の場合は5~10秒、94℃の場合は20~30秒である。 |
*3 | 本製品では、dTTPの代わりにdUTPを使用するため、やや増幅効率が低下する場合がある。増幅効率が悪い場合は、伸長反応時間を延長する。 |
- PCR反応液を電気泳動等で分析する。
TaKaRa Taq™ HS PCR Kit, UNG plus