ゲノム編集による細胞株作製

ゲノム編集による細胞株作製 Q&A

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Q1 ゲノム編集細胞株取得の成功率を教えてください。
A1  編集株は、90%以上の成功率で取得できております。
なお、細胞株の性質や遺伝子との組み合わせなど様々な要因があることから、目的のゲノム編集細胞株取得の保証はいたしかねます。予備検討など、工程ごとに作業結果を確認いただくことは可能です。
また、ノックアウト株作製の場合、ゲノム配列ではノックアウトになっていた場合でも、下流にあるATGからの翻訳や、splicing異常によるタンパク質の発現が生じる可能性がありますので、タンパク質レベルでのノックアウトを納品後にご確認いただくことをお勧めします。
Q2 細胞株やターゲット遺伝子の実績を教えてください。
A2  HEK293T細胞、CD81遺伝子での結果は下記のアプリケーションデータをご確認ください。 ヒトiPS細胞含め、多数の細胞株の取り扱い実績があります。お気軽にお問い合わせください。
Q3 受託サービスで実施しているゲノム編集の方法を教えてください。
A3  弊社ではRNP法を用いて実施しています。RNP法を用いるメリットは主に4点あります。
  • ベクターベースの導入システムに比べてオフターゲット効果を抑制
  • ゲノムDNAへの挿入リスクが低い
  • NLS(核移行シグナル)で迅速かつ効率よく変異導入可能
  • 細胞毒性が低い
Cas9タンパク質についてはこちらをご確認ください。
Q4 ゲノム編集作業は自分で実施しようと思うのですが、sgRNAの設計/合成あるいはドナーDNAの設計/合成のみを依頼することはできますか?
A4  大変申し訳ないのですが、設計や合成のみのご依頼はお受けすることはできません。受託作業を実施の際に対応しております。
なお弊社ではゲノム編集関連の試薬を取り扱っておりますので、こちらをご確認ください。
Q5 ゲノム編集細胞作製を委託したい場合、何を準備したらよいでしょうか?
A5  下記のご準備をお願いしております。
  • 細胞情報提供用紙、培養プロトコール、培養培地(コート剤等含む)
  • 遺伝子情報および編集の目的
  • 標的細胞の凍結ストック2本および細胞ペレット
なお、細胞の権利につきましては、事前にお客様の方でご確認いただきますようお願いいたします。
Q6 細胞のライセンスに関して教えてください。
A6  細胞の権利につきましては、事前にお客様の方でご確認いただきますようお願いいたします。編集後の細胞株については、お客様へ権利が帰属します。
Q7 目的細胞を取得できなかった場合の費用等を教えてください。
A7  途中で作業中止となった場合は、実施した作業工程までの費用を申し受けます。

受託サービスについてはこちらをご確認ください。

ゲノム編集関連試薬のQ&Aはこちらをご確認ください。

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