上市されているAAV製剤において、全⾝投与のAAV必要量は1患者あたり10
14〜10
15 vg(vector genome)程度とされています。臨床試験や商業製造に必要なウイルスベクターを大量にかつ安定的に製造するためには、プロセス開発から商用生産までのスケーラブルな移行と培養機器の操作性の簡便さが重要なファクターとなるため、タカラバイオでは50~3,000 Lのバイオリアクターを導入しています。今回はプロセス開発に該当する50 Lのバイオリアクターを用い、弊社がAAV2をベースに開発したCereAAV
*の製造例を紹介いたします。