NucleoGone™ Endonuclease, Cold- and Salt-active

様々な条件下における活性

  1. Na+ and K+
    Na+ and K+
  2. Mg2+ and Mn2+
    Mg2+ and Mn2+
  1. PH
    PH
  2. EDTA
    EDTA
  3. DTT
    DTT
  4. 2-Mercaptoethanol
    2-Mercaptoethanol
  5. SDS
    SDS
  6. Sodium deoxycholate
    Sodium deoxycholate
  7. Triton X-100
    Triton X-100
  8. Tween 20
    Tween 20
  9. Urea
    Urea
本製品の活性を、様々な条件下で測定した。測定は、弊社反応系(25 mM Tris-HCl pH8.5、5 mM MgCl2、500 mM NaCl、and 0.5 mg/ml Calf-thymus DNA at 37℃ for 30 minutes)を基本として、条件を変化させるか、または新たに物質を添加して行った。
  1. ナトリウムイオンとカリウムイオン(500 mM NaCl存在下の活性を100%とした)
    濃度の上昇に伴い活性が増加し、750 mMで最大に達した。300 mM以上の濃度における活性は、ナトリウムイオンの方が高くなった。
  2. マグネシウムイオンとマンガンイオン(5 mM MgCl2存在下の活性を100%とした)
    濃度の上昇に伴い活性が増加し、10 mMでほぼプラトーに達した。同濃度においては、マグネシウムイオンの方が常に高い活性を示した。
  3. pH(pH8.5での活性を100%とした)
    pHの上昇に伴い活性が増加した。
  4. EDTA(非存在下の活性を100%とした)
    濃度の上昇に伴い活性が低下し、5 mMでほぼ喪失した。反応液中のマグネシウムイオン(5 mM)がほぼキレートされたためと考えられる。
  5. DTT(非存在下の活性を100%とした)
    濃度の上昇に伴い活性が低下したが、5 mM以下では80%以上の活性を維持した。
  6. 2-Mercaptoethanol(非存在下の活性を100%とした)
    濃度の上昇に伴い活性が低下したが、10 mM以下では75%以上の活性を維持した。
  7. SDS(非存在下の活性を100%とした)
    0.05%の使用においても、活性をほぼ喪失した。サンプル中への添加は適さないと考えられる。
  8. Sodium deoxycholate(非存在下の活性を100%とした)
    濃度の上昇に伴い活性が低下し、0.2%の使用において活性をほぼ喪失した。サンプル中への添加は適さないと考えられる。
  9. Triton X-100(非存在下の活性を100%とした)
    0.1%以上の濃度において活性が徐々に低下したが、1%以下では80%以上の活性を維持した。
  10. Tween 20(非存在下の活性を100%とした)
    0.1%以上の濃度において活性が徐々に低下したが、1%以下では70%以上の活性を維持した。
  11. Urea(非存在下の活性を100%とした)
    1 M以上の濃度において活性が低下し、4 Mでほぼ喪失した。

  NucleoGone™ Endonuclease, Cold- and Salt-active