NucleoGone™ Endonuclease, Cold- and Salt-active

低温・高塩濃度条件での核酸除去に
  • 細胞粗抽出液に含まれる多様なDNAおよびRNAを分解
  • 低温、高塩濃度条件下で高い活性を発揮
  • 宿主細胞から分泌されたウイルスベクターを含む溶液中に混在する核酸の分解および除去
  • サンプル中の核酸を分解して粘性を低減し、精製タンパク質の収量向上
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
2491A

TKR

タカラバイオ(株)
NucleoGone™ Endonuclease, Cold- and Salt-active
安全データシート(SDS)添付
25 KU ¥30,000
説明書・データシート・ベクター情報
2491A
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製品説明

NucleoGone Endonuclease, Cold- and Salt-activeは、あらゆる形態のDNAおよびRNA(一本鎖、二本鎖、直鎖状、および環状)を効率的に分解する非選択的エンドヌクレアーゼです。本酵素は、一般的な非選択的エンドヌクレアーゼ(例:NucleoGone Endonuclease(製品コード 2490A))と比較して、300 mMを超える高塩濃度や4~37℃の比較的低温の条件下において、より高い反応性を発揮します。
したがって、細胞溶解を促進し、ウイルス粒子の凝集を防いで生産性を高めることが要求されるアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター製造工程など、高塩濃度のサンプルから穏やかな温度で時間をかけて核酸を除去したい場合に適しています。詳しくはこちら。

塩濃度が300 mM未満の場合は、NucleoGone Endonuclease(製品コード 2490A)の使用を推奨します。

活性特性
本製品と、一般的な非選択的ヌクレアーゼであるNucleoGone Endonuclease(製品コード 2490A)の活性を比較した。
詳しくはこちら。
A
塩濃度による影響評価

各NaCl濃度における活性

高塩濃度条件下(>300 mM)において、高活性を示す。
B
反応温度による影響評価

各温度における活性

低温条件でも、至適温度(37~45℃)からの活性低下率が小さい。


ユニット特性
本製品および他社耐塩性ヌクレアーゼを同一表示ユニット量使用し、同一の反応系で測定した場合の核酸分解能を評価した。(弊社取得データ)
詳しくはこちら。
A
塩濃度による影響評価

塩濃度による影響評価
B
反応温度による影響評価

反応温度による影響評価
本製品は、同一ユニット量の使用においてより高い核酸分解能を有する。


AAVベクター作製における産生細胞由来ゲノムDNAの除去効果
HEK293細胞で産生したAAVを塩濃度条件500 mMで抽出する際にヌクレアーゼ処理を行い、産生細胞由来ゲノムDNAの除去効果を評価した。
評価には、本製品、他社耐塩性ヌクレアーゼ、一般的な非選択的ヌクレアーゼ(NucleoGone Endonuclease)の3種類を使用。(弊社取得データ)
詳しくはこちら。
A
AAVベクター中に残留した産生細胞由来のゲノムDNA

AAVベクター中に残留した産生細胞由来のゲノムDNA

本製品は残留ゲノム濃度が低く、ゲノムDNA除去効果が高い。

B
AAVベクター力価への影響

AAVベクター力価への影響
本製品を用いたゲノムDNA除去は、AAVベクター力価に影響を与えない。
C
遺伝子導入効率の評価

遺伝子導入効率の評価
本製品を用いたゲノムDNA除去は、AAVベクターの感染性に影響を与えない。

保存

-20℃

起源

Escherichia coli carrying a plasmid that encodes the gene for NucleoGone Endonuclease, Cold- and Salt-active

一般的性質

質量:約26 kDa

活性の定義

仔ウシ胸腺DNAを基質として、500 mM NaCl存在下において、37℃ 30分間に反応液の260 nmの吸光度を1.0変化させる酵素量を1 Uとする。

失活条件

本酵素を完全失活させる場合は、100 mMになるようにNaOHを添加し、70℃で30分間加熱する。

活性測定用反応液組成

25 mMTris-HCl, pH8.5
5 mMMgCl2
500 mMNaCl
0.5 mg/ml仔ウシ胸腺DNA

品質管理データ

性能試験結果については、各ロットのCertificate of Analysis(CoA)をご覧ください。CoAはこちらからダウンロードできます。

用途

  1. AAVなどのウイルスベクター精製工程における宿主細胞由来の核酸(ゲノムDNAやRNA)の除去
  2. タンパク質精製工程における細胞溶解液の粘度の低減*1
  3. サンプル中に混入している核酸の除去
*1 本酵素はHisタグを有するので、Hisタグ付きタンパク質を精製する際には注意が必要です。

最適条件、反応条件

本製品は、以下の条件で活性を保持する。様々な条件下における活性はこちらをご確認ください。
条件最適条件反応条件
Temperature37~45℃4~55℃
pH8.5~107~10
Na+, K+ ions*2500~1,000 mM0~1,000 mM
EDTA<1 mM0~2.5 mM
DTT0~2.5 mM0~200 mM
2-mercaptoethanol0~2.5 mM0~400 mM
Triton X-1000~0.2%0~1%
*2 塩濃度が200 mM以下のアプリケーションでは、NucleoGone Endonuclease(製品コード 2490A)の使用を推奨します。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
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