DNA fragments(1~20 pmol) |
滅菌精製水 |
10× Alkaline Phosphatase Buffer*1 5 μl |
Bacterial Alkaline Phosphatase(5 U/μl) 1~2 μl*2 または Calf Intestinal Alkaline Phosphatase(30 U/μl) 1~2 μl*2 |
*1 | 10× Alkaline Phosphatase Buffer 500 mM Tris-HCl、pH9.0, 10 mM MgCl2 |
*2 | DNAの5’末端1 pmolあたり、BAP、CIAP共に0.01~0.1 Uは必要である。しかし、DNAが制限酵素で切断後、エタノール沈殿で精製されていないときは、完全分解に必要な酵素量はさらに1~2桁多くなる。 |
*3 | 一本鎖や5’突出末端の核酸は弱い条件でも充分に脱リン酸化されるが、平滑末端や3’突出末端の場合は高い温度で処理する方がよい。特にBAPによるニック部分の脱リン酸化処理は65℃、30分で行うのが望ましい1)。 |
*4 | BAPの場合は必ず2回おこなう必要がある。CIAPの場合は1回でもかまわない。 |