ApopLadder Ex™
電気泳動によるDNA Ladderの検出
アクチノマイシンD（10 μM）で20時間処理したP3U1細胞（1 x 106個および1 x 105個）からアポトーシス断片化DNAをApopLadder Exにより抽出し（Sup）、その残渣（Ppt）とともに1%アガロースゲルにより分離した。DNAはエチジウムブロマイドで染色した。
図1 に示すように、10 μMアクチノマイシンDで20時間処理したP3U1細胞から、アポトーシス断片化DNAのLadderが検出された。また、intact chromatin由来の高分子DNAは上清にはほとんど検出されず、沈殿画分に回収された。このことから、断片化DNAが選択的に抽出できていることがわかる。一方、アポトーシス誘導を行っていない対照P3U1細胞（In situ Apoptosis Detection Kit, 製品コード MK500を用いたTUNEL法による検出ではアポトーシス細胞はほとんど検出されていない）からは、断片化DNAは検出されなかった。また、1×105個という少量の細胞（アポトーシス率約50%）からも検出可能であった。
図1 アクチノマイシンDによるDNA断片化の誘導とApopLadder Exによる選択的抽出
図1 に示すように、10 μMアクチノマイシンDで20時間処理したP3U1細胞から、アポトーシス断片化DNAのLadderが検出された。また、intact chromatin由来の高分子DNAは上清にはほとんど検出されず、沈殿画分に回収された。このことから、断片化DNAが選択的に抽出できていることがわかる。一方、アポトーシス誘導を行っていない対照P3U1細胞（In situ Apoptosis Detection Kit, 製品コード MK500を用いたTUNEL法による検出ではアポトーシス細胞はほとんど検出されていない）からは、断片化DNAは検出されなかった。また、1×105個という少量の細胞（アポトーシス率約50%）からも検出可能であった。
図1 アクチノマイシンDによるDNA断片化の誘導とApopLadder Exによる選択的抽出
