Premix WST-1 Cell Proliferation Assay System

細胞毒性の測定 ―マウス線維肉腫細胞系WEHI-164におけるヒト癌壊死因子-α(TNF-α)の細胞毒性効果の測定―

■試薬
・培地;RPMI1640(10%非働化牛胎児血清(FCS)、2 mM L-グルタミン、1 μg/mlアクチノマイシンD  含有)
    任意でペニシリン/ストレプトマイシンまたはゲンタマイシンを加える。
・ヒトTNF-α(10 μg/ml)無菌状態のもの
・Premix WST-1

■方法
1. アクチノマイシンD(1 μg/ml)を含む培地で、1×106 cells/mlの濃度のWEHI-164細胞を、37℃、5% CO2の条件で、3時間培養する。
2. マイクロタイタープレートに、アクチノマイシンD (1 μg/ml)と種々の濃度のTNF-α(最終濃度0.001~0.5 ng/ml)を含む培地を100 μlずつ入れ、細胞を5×104 cells/wellの濃度でまく。
3. 37℃、5% CO2で24時間、細胞を培養する。
4. Premix WST-1を10 μlずつ加えて、37℃、5%CO2で4時間、インキュベーションする。
5. 吸光度を測定する。

■結果

図1:WEHI-164細胞におけるヒトTNF-αの細胞毒性活性の測定

  Premix WST-1 Cell Proliferation Assay System