In-Fusion® HD EcoDry™ Cloning Kit

凍結乾燥タイプで取扱い便利なクローニングキット
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  • 任意のベクターの任意の位置にディレクショナルクローニングが可能
  • ベクターの末端配列15塩基を目的DNA増幅用プライマーに付加してPCR産物を調製するだけ
  • 余分な配列をいっさい付加しない
  • In-Fusion反応液は、マイクロチューブに分注済みの凍結乾燥タイプで、直ちに使用可能
  • ハイスループットクローニングにも最適
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
639689

CLN

Clontech
In-Fusion® HD EcoDry™ Cloning Kit
クローニング関連、In-Fusion、cDNA Library 取寄
8回 ¥28,000
¥22,400
2023/11/27~
2024/03/29

説明書・データシート・ベクター情報
Z9689N
639690

CLN

Clontech
In-Fusion® HD EcoDry™ Cloning Kit
クローニング関連、In-Fusion、cDNA Library
8回×3 ¥74,000
¥59,200
2023/11/27~
2024/03/29

説明書・データシート・ベクター情報
Z9690N
639691

CLN

Clontech
In-Fusion® HD EcoDry™ Cloning Kit
クローニング関連、In-Fusion、cDNA Library
96回 ¥219,000
¥175,200
2023/11/27~
2024/03/29

TB USA社で在庫なくなり次第終売 代替品:638956
説明書・データシート・ベクター情報
Z9691N
※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。
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製品説明

Clontech社のIn-Fusionクローニングシステムは、それぞれのDNA断片の末端15塩基が相同であれば、短時間に効率よく、In-Fusion酵素がそれらのDNA断片を融合することができる。制限酵素切断や平滑末端化処理、リガーゼ反応などを行うことなく、1ステップの反応でPCR断片を任意のベクターにクローニングできる。 In-Fusion HD EcoDry Cloning Kitは、室温で保存できる便利な凍結乾燥タイプの試薬で、8連チューブと96ウェルプレートの2種類のタイプが用意されている。各ウェルにはプレミックスのIn-Fusion試薬が含まれているため、線状化ベクターとインサート、滅菌水を加えるだけで反応を開始することができ、作業効率の向上とコンタミネーションリスクの低減を図ることができる。
効率のよいIn-Fusionクローニングなら、最小限のスクリーニングで適切なクローンが得られる。また、2つのDNA断片の結合のみならず、1度の反応で4つのDNA断片を適切に連結することも可能である(1)。In-Fusionクローニング法はハイスループット(HTP)の系にも有用であり、ハーバード大学医学部(2)やスタンフォード大学医学部(3)、オックスフォード大学(4)などのHTPプロジェクトでも活躍している。

In-Fusion HD EcoDry反応の概略

横にスクロールできます
In-Fusion反応の概略 PrimeSTAR Max DNA Polymerase PrimeSTAR GXL DNA Polymerase


  1. 利用するベクターの末端配列に相同な15塩基を、目的遺伝子増幅用プライマーの5'末端に付加し、目的遺伝子をPCR増幅する。
  2. 非特異的な増幅産物が検出される場合は、ゲルからの切出し精製を行う。シングルバンドが得られた場合はNucleoSpin*1などにより精製を行う。
  3. In-Fusion反応液で形質転換を行い、目的クローンをスクリーニングする。
    線状化ベクターは、制限酵素処理や全長のPCR増幅により調製してください。

任意のベクターの、任意の位置にクローニング

In-Fusionクローニングなら、どんなベクターのどんな制限酵素サイトにでもクローニング可能であり、サブクローニングを行う必要がない。インサートDNAが意図した方向に挿入されたクローンが確実に得られ、余分な塩基の付加も一切ない。
また、ベクターの全長をPCR増幅してIn-Fusion反応を行うことで、制限酵素サイトが存在しない部位へのクローニングも可能である。

PCR断片の調製にはPrimeSTAR Maxが最適

本法ではA突出末端が要求されないので、PCR断片の作製にあらゆる耐熱性ポリメラーゼを使用することができる。正確性の高いPCR酵素を用いることで、さらに精度の高いクローニングが可能になる。特に、発現ベクターへのクローニングなどには、PrimeSTAR Max DNA PolymeraseなどPrimeSTAR シリーズ(製品コード R045、R050、R010ほか)などHigh Fidelity PCR酵素の使用を推奨する。
    PrimeSTARシリーズパンフレット

In-Fusion HD EcoDry Cloning Kit (8連チューブ又は96ウェルプレート)

In-Fusionプライマーの設計

In-Fusionクローニング用プライマーの設計および目的DNA断片の増幅は、基本的に通常のPCRプライマーの設計、PCR増幅と同じである。唯一の違いは、利用するベクターの末端配列に相同な15塩基を、配列特異的プライマーの5’末端に付加することである(下図参照)。

お手持ちのベクターに対するIn-Fusion用プライマーの設計には、便利なオンラインツール「In-Fusion HDプライマー設計サイト(The Primer Design Tool for In-Fusion HD Cloning Kit)」をご利用ください。
In-Fusion Cloning プライマー設計・注文

In-Fusionクローニング製品選択ガイド

 

内容

In-Fusion HD EcoDry Cloning Kit
(製品コード 639689、639690、639691)
・In-Fusion HD EcoDry Mix
・pUC19 Control Vector, linearized
・2 kb Control Insert

保存

In-Fusion HD EcoDry Mix:デシケーター内で室温保存
コンピテントセル:-80℃
Control Vector、Control Insert:-20℃
NucleoSpin 96 PCR Clean-up:室温

オンラインツール

クローニング実験ハンドブック

下記よりPDFでご覧いただけます。
クローニング実験ハンドブック印刷物はこちらからご請求ください。

クローニング実験に使用する一連の試薬を簡単に選択! フローチャート検索をぜひご活用ください。

クローニング操作の基本フロー
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