製品説明
- λDNA digestはバクテリオファージλcI857 Sam 7のDNAを制限酵素EcoT14 I、Bst P I、Hind IIIでそれぞれ分解したものである。また、λ-EcoT14 I/Bgl II digestは、λcI857 Sam 7のDNAを制限酵素EcoT14 IおよびBgl IIにより完全分解したものの混合物である。
- φX174 digestは、バクテリオファージφX174am3のDNAを制限酵素Hae III、Hinc IIでそれぞれ分解したものである。
- pHY Markerは、pHY300 PLKのHind IIIの分解物とHae IIIの分解物、およびpHY300 PLKダイマープラスミドのHae III分解物とを混合したものである。
保存
-20℃
(添付の6×Loading Bufferは、開封後室温保存)
濃度
200~800 ng/μl
形状
10 mM | Tris-HCl(pH8.0) |
1 mM | EDTA |
備考
6×Loading Buffer 1 ml添付
36% | グリセロール |
30 mM | EDTA |
0.05% | Bromophenol Blue |
0.035% | キシレンシアノール |
使用上の注意
λDNA digestの末端フラグメントは、COS末端で結合しているので、泳動前に熱処理(60℃、5分)が必要である。その際、塩が存在しないとDNAのTm(melting temperature)が下がり、フラグメントによっては変性することがある。希釈する場合もTEあるいはTEN(TE+NaCl)Bufferを使用し、塩の存在下で熱処理を行う必要がある。