製品説明
トリガーファクター(Trigger Factor)
*の部分ペプチド(165~178)-KLH架橋物を抗原としたマウスモノクローナル抗体
* 大腸菌シャペロンの一種。可溶化タグとして、大腸菌コールドショックベクターpCold TF DNA(製品コード 3365)で使用している。
クローン番号 |
特異性 |
サブクラス |
TF 19-7F |
pCold TF DNAを用いて発現させたTF(Trigger Factor)タグ融合タンパク質のTFと特異的に反応する。 |
マウスIgG1 |
内容
モノクローナル抗体(凍結乾燥品) 0.1 mg
保存
4℃
本製品は防腐剤を含んでいません。復元後のストック溶液(2.0 mg/ml)は必要に応じて分注し-20℃保存で1年、もしくは防腐剤(0.1% アジ化ナトリウム等)を加えて4℃保存で6ヵ月を目処にご使用ください。凍結融解の繰り返しは避けてください。また、希釈後の保存はなるべく避けてください。
由来
トリガーファクターの部分ペプチド(165~178)[TIDFTGSVDGEEFE] -KLH 架橋物を感作したC57BL/6 マウスリンパ球とマウス骨髄腫細胞P3U1 を融合して得たハイブリドーマを、SCID マウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水。
製法
カラムクロマトグラフィーによりイムノグロブリン(IgG)として精製後、1.0%ウシ血清アルブミンを含む10 mM PBS(pH7.4)に溶解して凍結乾燥。
抗体の復元
純水50 μlに溶解する(2.0 mg/ml、防腐剤を含まない)。
希釈液
10 mM PBS(pH7.4)
1.0% ウシ血清アルブミン
(0.1% アジ化ナトリウム)
交差反応
大腸菌由来の他タンパク質には反応しない。
ProS2タグには反応しない。
用途
pCold TF DNAを用いて発現させたTFタグ融合タンパク質の検出
・還元および非還元条件でのウェスタンブロッティング(1~5 μg/ml)
・免疫沈降(5~10 μg/ml)
コールドショック発現ベクター 製品ガイド
関連資料