製品説明
本酵素は、エンドヌクレアーゼで、一本鎖および二本鎖の核酸に作用して3’リン酸末端を生じる。一本鎖の核酸に対して良く働き、DNAまたはRNAのATまたはAU rich regionを特に良く分解する。
本酵素は、その作用のためにMg2+イオンを必要とせず、Ca2+イオンを必要とする。
保存
-20℃
濃度
20 U/μl
形状
50 mM |
Tris-HCl (pH8.0) |
1 mM |
DTT |
50 mM |
NaCl |
50% |
グリセロール |
添付Buffer組成(10×)
200 mM |
Tris-HCl (pH8.0) |
50 mM |
NaCl |
25 mM |
CaCl2 |
活性の定義
熱変性仔牛胸腺DNAを基質として、37℃, pH8.0において30分間反応させたとき、1 OD260の酸可溶性物質を生じる酵素活性を1 Uとする。
活性測定用反応液組成
20 mM |
Tris-HCl (pH8.0) |
5 mM |
NaCl |
2.5 mM |
CaCl2 |
0.5 mg/ml |
熱変性仔牛胸腺DNA |
品質管理データ
使用上の注意
本酵素の活性は、Ca2+イオンに厳密に依存している。EDTAあるいはEGTAにより反応を止めることができる。
用途
- 細胞粗抽出液中の核酸成分の加水分解
- ヌクレオソームの調製のためのクロマチンの消化
起源
Staphylococcus aureus培養上清液
一般的性質