製品説明
mOrange蛍光タンパク質はDsRedの単量体バリアントであるmRFP(4)から変異導入により作製されたフルーツ蛍光タンパク質である(1-3)。mOrange2は非常に明るい橙色の単量体蛍光タンパク質であり、タグやレポーターとして使用できる。
pmOrange2 Vectorは大腸菌発現ベクターで、蛍光タンパク質遺伝子の供給源としても利用できる。なお、3’MCSの5’側に停止コドンがあるため、3’MCSは融合タンパク質の作成には使用できない。
mOrangeタンパク質のC末端側もしくはN末端側に目的タンパク質を融合して哺乳類細胞で発現するタイプもラインナップしている。
pmOrange2 Vectorは大腸菌発現ベクターで、蛍光タンパク質遺伝子の供給源としても利用できる。なお、3’MCSの5’側に停止コドンがあるため、3’MCSは融合タンパク質の作成には使用できない。
mOrangeタンパク質のC末端側もしくはN末端側に目的タンパク質を融合して哺乳類細胞で発現するタイプもラインナップしている。
蛍光タンパク質の特性
| 蛍光タンパク質 | 色調 | 励起極大波長 （nm） |
蛍光極大波長 （nm） |
構造 | 量子収率＊a | モル吸光係数 （M-1cm-1）＊b |
蛍光強度＊c | 推奨フィルターセット＊d |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| mOrange2 | orange | 549 | 565 | 単量体 | 0.60＊e | 58,000＊e | 34,800 | C.T. 49010 |
＊b : Unless otherwise specified (see footnotes f and g), the Molar Extinction Coefficient (ε) for each protein was determined as follows: A = εcl (Beer-Lambert law) or ε = A/c, where A = absorbance, c = concentration (determined by the Bradford Protein Assay), l = path length (1 cm). Each molar extinction coefficient was determined at the absorption maxima of its respective protein.
＊c : Brightness = (Quantum Yield) (Extinction Coefficient)
＊d : C.T.= Chroma Technologies
＊e : Shaner, N. C. et al. (2004) Nature Biotechnol. 22(12):1567-1572.
図1. mOrange2蛍光タンパク質のベクターマップ
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