NucleoMag® HMW DNA

高分子DNAを磁性ビーズで簡便に精製
  • 多様なサンプルから最大200 kbまでの高分子DNAを調製
  • 各種自動化装置にも対応可能な磁性ビーズを用いたDNA精製
  • 高純度、高収量を再現性良く実現、スケールアップ/スケールダウンも容易
  • ロングリードシーケンスのサンプル調製に最適
製品画像
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
744160.1

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoMag® HMW DNA
取寄 労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
96 well×1 ¥48,000
説明書・データシート・ベクター情報
U4160A
744901

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoMag® SEP Mini
取寄
1個 ¥53,000
説明書・データシート・ベクター情報
U4901A
744900

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoMag® SEP
取寄
1個 ¥152,000
説明書・データシート・ベクター情報
U4900A
740481

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Square-well Block
取寄
4個 ¥10,000
U0481A
740481.24

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Square-well Block
24個 ¥50,000
U0481B
740923

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Buffer BQ1
取寄
125 ml ¥12,000
U0923A
カートにいれる

WEB会員ログインが必要です

製品説明

NucleoMag HMW DNAは、ヒト・動物の組織、全血、唾液、また細胞、植物、細菌、酵母など様々なサンプルから高分子ゲノムDNAを調製できるキットです。磁性ビーズを使用したキットであるため自動化装置に組み込むことが容易で、ハイスループットでのDNA精製に使用できます。また、スケールアップ/スケールダウンも簡単で、高純度、高収量を再現性良く実現可能です。
本製品で精製したDNAは、SMRT sequencing(Pacific Biosciences社)やNanopore Sequencing(Oxford Nanopore Technologies社)などのロングリードシーケンスに最適です。また、染色体上へのゲノムマッピングや長鎖PCR増幅などのアプリケーションにも適しています。
各種サンプルからの高分子量DNA精製
図1.各種サンプルからの高分子量DNA精製
NucleoMag HMW DNAを使用して、心臓組織、植物の葉、血液、細胞、唾液、細菌、酵母の各サンプルからゲノムDNAを精製した。
Agilent Bioanalyzer 2100で分析したところ、いずれのサンプルからも50 kbを超える高分子DNAが得られていることが確認できた。

精製DNAの収量、純度(他社製品との比較)
精製DNAの収量、純度(他社製品との比較)
精製DNAの収量、純度(他社製品との比較)
図2.精製DNAの収量、純度(他社製品との比較)
NucleoMag HMW DNA(MACHEREY-NAGEL社)および他社製品(Supplier Z)を使用して、各種サンプルからDNAを精製した。
NanoDrop 2000での分析において、NucleoMag HMW DNAにより精製されたDNAは、いずれのサンプルにおいても他社製品より高い収量と純度を示した。

原理磁性ビーズ法
形状高反応性超常磁性ビーズ
操作手動または自動化装置
サンプルヒト・動物組織、全血、唾液、細胞、植物、細菌、酵母
サンプル量ヒト・動物組織:≦20 mg
全血(EDTA血):200 μl
培養細胞:≦1×106 cells
植物の葉:≦50 mg
細菌(湿重量):≦25 mg(グラム陰性)、≦35 mg(グラム陽性)
酵母(湿重量):≦30 mg
フラグメントサイズ≧50 kb、最大100~200 kb
A260/280≧1.8(サンプルの種類と品質による)
回収量サンプルの量と品質による
溶出液量100~200 μl
精製時間60~120分/48サンプル(手動または自動化装置により異なる)

内容

  • NucleoMag B-Beads
  • Lysis Buffer HM1
  • Lysis Buffer HMb
  • Precipitation Buffer HMc
  • Binding Buffer HM2
  • Wash Buffer HM3
  • Wash Buffer HM4
  • Rinsing Buffer HM5
  • Elution Buffer HM6
  • Liquid Proteinase K
  • RNase A (lyophilized)

本製品以外に必要なもの

  • 磁気ビーズ分離用Magnetic stand(NucleoMag SEP Mini、NucleoMag SEPなど)
  • 96 well plate単位で行う場合、Square-well Blocksなど
  • 70%エタノール
  • 広口径ピペットチップ(フィルター付き)
  • 2 ml マイクロチューブ
  • ヒートブロック/インキュベーター、またはサーモミキサー(56℃設定が可能なもの)
  • 2 mlチューブ対応の微量遠心機(11,000×g設定が可能なもの)
  • サンプル破砕用器具、または酵素(オプション)
    乳鉢、乳棒、液体窒素
    細胞溶解酵素(lyticase、zymolyase、lysozymeなど)
    Buffer BQ1(血液サンプルの場合に使用)
  • DNA修復用キット(オプション:シーケンサーのプロトコールで推奨するもの)

保存

室温。到着後、Buffer HM2は4℃で保存してください。
※開封後のLiquid Proteinase Kおよび溶解後のRNase Aは4℃保存

操作手順

横にスクロールできます
操作方法

用途

ヒト・動物の組織、全血、唾液サンプル、細胞、植物、細菌、酵母などからの高分子DNAの抽出・精製
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。