製品説明
ヒト血漿由来フォンビルブランド因子を抗原としたマウスモノクローナル抗体
クローン番号 |
特異性 |
サブクラス |
VW92-3 |
V8プロテアーゼ断片IIIを認識 N末端トリプシン、プラスミン感受性部位を認識 |
マウスIgG2a |
内容
モノクローナル抗体(凍結乾燥品) 0.2 mg
保存
4℃
復元後(2.0 mg/ml)は必要に応じて分注し-20℃保存で1年、もしくは防腐剤を加えて4℃で6ヵ月をめどに使用する。
由来
ヒト血漿由来フォンビルブランド因子4)感作BALB/cマウス脾臓細胞とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合して得たハイブリドーマを、BALB/cマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水
製法
カラムクロマトグラフィーによりイムノグロブリン(IgG)として精製後、1.0%ウシ血清アルブミンを含む10 mM PBS(pH7.4)に溶解して凍結乾燥。
抗体の復元
純水100 μlに溶解する(2.0 mg/ml、防腐剤を含まない)。
希釈液
10 mM PBS(pH7.4)
1.0% ウシ血清アルブミン
0.1% アジ化ナトリウム
図 フォンビルブランド因子のマルチマー構造と抗体認識部位
フォンビルブランド因子はV8プロテアーゼの限定分解により断片I、II、およびIIIに分断される。各モロクローナル抗体は円内の領域をエピトープとして認識する。
交差反応
ウシ抗原とは反応しない。
用途
フォンビルブランド因子ドメイン構造の機能解析
非還元非加熱条件でのウェスタンブロッティング、凍結切片の免疫組織染色(5~10 μg/ml)
関連資料