1984年、SchwartzとCantorによって開発されたパルスフィールドゲル電気泳動(pulsed field gel electrophoresis:PFGE)は、巨大DNA分離を可能にした画期的な方法である。従来の方法では、20~40 kbまでのDNA断片しか分離解析できなかったのが、PFGEにより50 kb~10 MbにおよぶDNA断片の分離解析が可能になり、現在では、ヒトをはじめ酵母や種々の微生物のゲノム解析に利用されている。
タカラバイオでは、パルスフィールドゲル電気泳動担体用アガロースとして
PrimeGel Agarose GOLD 3-40K(製品コード 5802A)を販売している。