製品説明
NucleoSpin RNA Clean-upは、フェノール・クロロホルム法により調製されたRNAなどにおいて、しばしば存在するRT-PCR反応の阻害物質などを除き、RNAを精製するためのキットである。さらに、
in vitro転写により調製されたRNA、増幅されたRNA、ビオチン化RNA、蛍光ラベルRNAなどの精製にも使用可能である。精製RNAはラベリング反応、RT-PCR、GeneChipなどチップハイブリダイゼーションなどに直接利用できる。
原理 | シリカメンブレン法 |
形状 | ミニスピンカラム |
サンプル量 | ≦200 μl フェノール/クロロホルム抽出液、反応液 |
精製サイズ | >200 bases |
回収率 | 85~95% |
A260/280 | 1.9~2.1 |
溶出液量 | 40~120 μl |
精製時間 | 20分 |
結合容量 | 200 μg |
内容
・Lysis Buffer RA1
・Wash Buffer RA2
・Wash Buffer RA3 (Concentrate)
・RNase-free H2O
・NucleoSpin RNA Binding Columns
・Collection Tubes (2 ml)
・Collection Tubes (1.5 ml)
本製品以外に必要な試薬・器具(主なもの)
試薬
・96~100%エタノール
器具
・1.5 mlマイクロチューブ
・ピペットチップ(滅菌済)
・ピペット
・微量高速遠心器
保存
室温
操作手順
用途
- 抽出RNAの精製
- 酵素反応液からのRNA精製
- アミノアリルmRNAの精製
- ビオチン化RNAの精製
- 精製RNAはラベリング反応、RT-PCR、チップハイブリダイゼーションなどに使用可能
NucleoSpinはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。