DD Monoclonal Antibodyは、ProteoTuner Shield System(N末端またはC末端タイプ)の不安定化ドメイン(DD)を認識するマウスモノクローナル抗体である。この抗体を用いれば、目的タンパク質に特異的な抗体がなくてもDDを融合した目的タンパク質の検出が可能である。ウェスタンブロットには1:500希釈、免疫細胞染色には1:50希釈での使用を推奨する。
図1. DD Monoclonal AntibodyによるDDタグ融合タンパク質の検出
DD-AcGFP1、またはAcGFP1-DDを一過的に発現させたHeLa細胞と、DD-AcGFP1を安定的に導入したHEK 293細胞のライセートを用いて、DD Monoclonal Antibody(希釈倍率1:500)によるウェスタンブロット解析を行った。
レーン 1: pDD-AcGFP1(DD-N)を導入したHeLa細胞
レーン 2: Negative control(未導入HeLa細胞)
レーン 3: pAcGFP1-DD(DD-C)を一過性導入したHeLa細胞
レーン 4: Negative control(未導入HEK293細胞)
レーン 5: DD-AcGFP1を安定的に導入したHEK293細胞