Anti-CD3 mAb GMP gradeは、GMPグレードの抗CD3モノクローナル抗体である。
抗CD3抗体はT細胞の増殖刺激因子であり、拡大培養時に使用される。この抗CD3抗体には多くのクローンが存在するが、Anti-CD3 mAb GMP gradeは、最もよく使用されている“OKT3”クローン(アイソタイプ: マウス IgG
2a)である。
また、Anti-CD3 mAb GMP gradeとタカラバイオで販売している
RetroNectinで共刺激することによりTリンパ球(T細胞)を効率よく拡大培養することができる。
本製品はPIC/S(医薬品査察協定及び医薬品査察共同スキーム)のGMPガイドラインに準拠し、製造および品質管理されており、
ex vivoでの遺伝子治療や細胞調製等の臨床研究に使用可能である。