DetergentOUT™

界面活性剤除去
  • タンパク質溶液中の遊離の界面活性剤を除去
  • スピンカラムタイプで操作が簡単(DetergentOUT GB-S10-125、-800, -3000, -5000)
  • 陰イオン性、非イオン性、両性界面活性剤に対応
  • 高いサンプル回収率
  • 10~1,250 μlのサンプルに適用可能
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
786-159

GNO

Geno Technology社(G-Biosciences)
DetergentOUT™ GB-S10, Resin
取寄 毒物 安全データシート(SDS)添付
10 ml ¥62,000
説明書・データシート・ベクター情報
GA606
786-154

GNO

Geno Technology社(G-Biosciences)
DetergentOUT™ GB-S10-125
取寄 毒物 安全データシート(SDS)添付
10 Columns ¥13,000
説明書・データシート・ベクター情報
GA035
786-155

GNO

Geno Technology社(G-Biosciences)
DetergentOUT™ GB-S10-800
取寄 毒物 安全データシート(SDS)添付
10 Columns ¥15,000
説明書・データシート・ベクター情報
GA036
786-156

GNO

Geno Technology社(G-Biosciences)
DetergentOUT™ GB-S10-3000
取寄 毒物 安全データシート(SDS)添付
10 Columns ¥40,000
説明書・データシート・ベクター情報
GA037
786-157

GNO

Geno Technology社(G-Biosciences)
DetergentOUT™ GB-S10-5000
取寄 毒物 安全データシート(SDS)添付
10 Columns ¥54,000
説明書・データシート・ベクター情報
GA038
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製品説明

DetergentOUT GB-S10は、タンパク質やペプチド溶液から陰イオン性、非イオン性、両性界面活性剤(SDS、Triton X-100、CHAPSなど)を除去するためのレジンである。界面活性剤に対して高い結合能を持ち、レジン1 mlあたり、SDSは6 mg、Triton X-100は14 mgを捕捉できる。
DetergentOUT GB-S10-125、-800, -3000, -5000はスピンカラムタイプの製品であり、簡単な遠心操作を行うだけで、タンパク質溶液から遊離の界面活性剤を効率良く除去することができる。サイズの異なるスピンカラムタイプの製品とレジン単品が用意されている。

注)Tweenの除去にはDetergentOUT Tweenの使用をお勧めします。
表1. 製品サイズと適用サンプル液量
製品コード製品名カラムに含まれるレジン量(µl)サンプル液量(μl)
786-154DetergentOUT GB-S10-12512510~30
786-155DetergentOUT GB-S10-80080030~200
786-156DetergentOUT GB-S10-30003,000200~750
786-157DetergentOUT GB-S10-50005,000500~1,250
表2. DetergentOUT GB-S10による各種界面活性剤の除去効率とサンプル回収率 横にスクロールできます
界面活性剤除去率(%)サンプル回収率(%)
BSAPhosphorylase BCytochrome CE. coli Lysate
Triton X-100, 2%>99>90>91>92>93
Triton X-114, 2%>96>99>98>97>91
NP-40, 1%>96>93>95>91>91
Brij 35, 1%>99>98>99>97>91
SDS, 2.5%>99>96>97>92>90
Sodium deoxycholare, 5%>99>99>99>98>95
CHAPS, 3%>99>92>95>92>91
Octyl glucoside, 5%>99>93>95>96>91
Lauryl maltoside, 1%>97>99>99>99>91
Tween 20*, 0.25%>98>86>85>89>85
Tween 80*, 0.13%>85>83>81>80>81
* Tweenの除去にはDetergentOUT Tweenの使用をお勧めします。

図1.DetergentOUT GB-S10によるCHAPS除去の質量分析への効果
5 μg/μl タンパク質混合物溶液(BSA, Cyctochrome C、Phosphorylase B)(図A)に0.5% CHAPSを添加した。CHAPSを含むサンプルをプロトコールに従ってDetergentOUT GB-S10で処理し(図B)、未処理サンプル(図C)と比較した。各サンプルは、5% ACN/0.1% FAに再懸濁し、ABI QSTAR XL (Applied Biosystems/MDS Sciex) hybrid QTOF MS/MS mass spectrometerで解析を行った。Analyst QS v1.1 のIDAを使用してTOF-MSとイオンスペクトルを得た。パラメーターは、TOF MS=m/z 300-2000、MS/MS=m/z 70-2000であった。

図2.DetergentOUT GB-S10の界面活性剤除去能
2 ml DetergentOUT GB-S10レジンをカラムへ入れ、Equilibration Bufferで洗浄した。SDS結合量をモニターするため、50 ml 0.1% (1 mg/ml) SDS溶液を連続的にカラムへアプライしながら、流出画分を 2 mlずつ分画し、SDS量を解析した。図はカラムへ保持されなかった素通り画分中に検出されたSDS量を示したものである。図からSDSはフラクション7まで検出されなかったため、DetergentOUT GB-S10レジンの2 mlにより12 mgのSDSが捕捉されたことを示す。すなわち、本レジンのSDS結合能は、6 mg/mlであった。

図3.DetergentOUT GB-S10による各界面活性剤除去の質量分析への効果
Phosphorylase B 500 μgを分解した溶液に、各界面活性剤を添加後、DetergentOUT GB-S10でそれぞれ処理した。各サンプルは、5% ACN/ 0.1% FAに再懸濁し、ABI QSTAR XL (Applied Biosystems/MDS Sciex) hybrid QTOF MS/MS mass spectrometerで解析を行った。Analyst QS v1.1のIDAを使用して、TOF-MSとイオンスペクトルを得た。パラメーターは、TOF MS=m/z 300-2000、MS/MS=m/z 70-2000であった。

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4℃、凍結不可
DetergentOUTはGeno Technology社(G-Biosciences)のトレードマークです。
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