製品説明
Corynebacterium sp. OZ-21の培養上清より調製された、キチナーゼ、キトビアーゼを主体とする複合酵素剤である。
- キチナーゼ、キトビアーゼ、キトサナーゼ、β-1,3-グルカナーゼ、プロテアーゼ活性を有する。
- 単独で糸状菌のプロトプラストが調製できる。
保存
4℃乾燥状態
形状
凍結乾燥粉末(賦形剤として乳糖を含む)
規格
キチナーゼ活性 | : | 50 U/g powder以上 |
キトビアーゼ活性 | : | 500 U/g powder以上 |
細胞壁溶解活性 | : | 10,000 U/g powder以上 |
由来
Corynebacterium sp. OZ-21
活性の定義
[キチナーゼ活性]
37℃、pH6.0において0.5%キチン溶液から1分間に1 μmolのN-Acetylglucosamineを遊離する酵素活性を1 Uとする。
[キトビアーゼ活性]
37℃、pH6.0において5 mM p-Nitrophenyl N-acetyl-β-D-glucosaminide溶液から1分間に1 μmolのp-Nitrophenolを遊離する酵素活性を1 Uとする。
[細胞壁溶解活性]
37℃、pH6.0においてAspergillus oryzae細胞壁画分の660 nmにおける濁度を1時間に1%減少させる酵素活性を1 Uとする。
一般的性質
至適pH : pH7.2
至適温度 : 37℃
 |
 |
図1 pH-活性、安定性曲線
|
図2 温度-活性、安定性曲線
|
(pH安定性:指定のpHで酵素溶液を1時間静置した後の酵素活性) |
(温度安定性:指定の温度で酵素溶液を1時間静置した後の酵素活性) |
表1 各種酵素活性
酵 素 | 活 性 (U/g powder) |
キチナーゼ | 50以上 |
キトビアーゼ | 500以上 |
細胞壁溶解活性 | 10,000以上 |
その他の活性としてキトサナーゼ、β-1,3-グルカナーゼ、プロテアーゼを含む。
本製品は大関株式会社で製造されたものです。