製品説明
下記のように、プライマーの各型を用いてPCRを行うと、毒素原性大腸菌の各エンテロトキシン遺伝子を特異的に検出できる。
Primer (製品コード) |
検出できる遺伝子 |
増幅DNA |
ELT-1 & 2(S003) |
易熱性エンテロトキシン遺伝子(LT遺伝子) |
263 bp |
ESH-1 & 2(S004) |
ヒト型耐熱性エンテロトキシン遺伝子(STh遺伝子) |
131 bp |
ESP-1 & 2(S005) |
ブタ型耐熱性エンテロトキシン遺伝子 (STp遺伝子) |
123 bp |
検出細菌名
enterotoxigenic Escherichia coli ;ETEC
保存
-20℃(凍結)
濃度
19 pmol/μl
容量
53 μl
形状
滅菌水溶液
添付反応液
専用10×PCR Buffer
備考
毒素原性大腸菌STh遺伝子検出用Primer Set ESH-1 & 2 (製品コード S004)は、プライマーダイマーを形成しやすい傾向があります。本プライマーを用いた検出には、TaKaRa Taq Hot Strat Version (製品コード R007A)などホットスタートタイプのPCR酵素の使用をお勧めします。 ホットスタートタイプではないTaKaRa Taq(製品コード R001A)を用いる場合には、反応液を氷冷下で調製し、サーマルサイクラーの温度が94℃に上がってから反応チューブをセットすることでプライマーダイマー形成が抑えられます。
本製品は株式会社島津製作所で製造されたものです。