製品説明
pUC系プラスミドを使用して遺伝子ライブラリーの作製、サブクローニングを行う場合、本宿主菌と組み合わせると、β-ガラクトシダーゼのα-相補性を利用してX-Galによる青白選択を行うことができ、組換え体の選別が容易となる。
内容
E. coli DH5α electro-Cells | 50 μl×10本 |
pUC19 DNA (10 pg/μl) | 10 μl |
SOC Medium* | 1 ml×10本 |
* SOC Mediumの組成 :
2% | | Tryptone |
0.5% | Yeast extract |
10 mM | NaCl |
2.5 mM | KCl |
10 mM | MgSO4 |
10 mM | MgCl2 |
20 mM | Glucose |
【ご注意】
SOC Mediumを溶かした際に、稀に沈殿が生じる場合がありますが、品質には全く問題ありません。
沈殿が生じた場合は、室温で混ぜるかもしくは37℃で数分間温めて沈殿を溶かしてご使用ください。
保存
-80℃
E. coli DH5α Genotype
F
-,
Φ80d
lacZΔM15, Δ(
lacZYA-argF)U169,
deoR,
recA1,
endA1,
hsdR17 (r
K-, m
K+),
phoA,
supE44, λ
-,
thi-1,
gyrA96,
relA1 Cell density
>1×1010 bacteria/ml
品質
1)形質転換効率
10 pgのプラスミドDNAを用いて形質転換した場合
50 μl E. coli DH5α Electro-Cells/10 pg pUC19 plasmid
>1×109 transformants/1 μg pUC19 plasmid DNA
2)β-ガラクトシダーゼのα-相補性の確認
pUC19 DNAを用いて形質転換を行い、
100 μg/mlのアンピシリン、60 μg/ml X-Galを含むLB-寒天培地にプレートした場合、青色のコロニーが出現することを確認している。
プラスミドスクリーニングに使用する抗生物質と選択濃度
抗生物質 | アンピシリン | カナマイシン | クロラムフェニコール | ストレプトマイシン | テトラサイクリン |
濃度(μg/ml) | 100 | 50 | 20 | 50 | 20 |