製品説明
本酵素は、大腸菌由来の酵素同様、ほとんどのリン酸モノエステル結合を加水分解するが、リン酸ジエステルおよびリン酸トリエステル結合は分解しない。
また、大腸菌由来酵素とは異なり、65℃で15分間の熱処理により完全に不可逆的に失活する。
保存
-20℃
濃度
1 U/μl
形状
25 mM | Tris-HCl, pH7.6 (at 4℃) |
5 mM | MgCl2 |
50% | グリセロール |
添付Buffer組成(10×)
500 mM | Tris-HCl, pH9.0 (at 37℃) |
50 mM | MgCl2 |
活性の定義
p-nitrophenyl phosphateを基質として、37℃、pH9.8において、1分間に1 μmolのp-nitrophenolを遊離させる酵素活性を1 Uとする。
活性測定用反応液組成
1 M | Diethanolamine, pH9.8 |
1 mM | p-nitrophenyl phosphate |
5 mM | MgCl2 |
品質管理データ
用途
起源
Pichia pastoris that has been genetically modified with a gene coding a shrimp alkaline phosphatase.
一般的性質
- 至適pH
pH9.8
- 安定性
65℃、15分間の熱処理により完全に不可逆的に失活する。