N大学K様
マウスでのin vivo感染もわりと上手くいきましたし、精製の難易度も低いので良かったです。しかし、多くの種類のAAVを作製する実験ではコスト面でかなり負担となるので、実験によっては購入に躊躇する価格である点が欠点です。
T大学K様
AAVpro Purification Kit Maxi(製品コード 6666)と比較した。Cell & Sup.の使用により、1.5~1.8倍程度収量があがった。精製時の手間を考えると、正直、もう少し取れるとよいと思う。しかし、細胞培養にかかるコストと時間、また2つのキットの値段の差を考えると切り替えてもいいかもしれない。
K大学O様
ウィルスの収量が増加して助かった。Dissolving solutionで懸濁する際に、細胞塊ができやすいのが、改善するとより使いやすくなると思います。
N大学E様
培養細胞の回収工程が楽にできたので、今後も使用したいと思います。
O大学M様
15 cm dish 10枚から、6.4×1012 gcのAAV9が精製できました。一方、以前AAVpro Purification Kit Maxi (製品コード 6666) で15 cm dish 10枚から精製した時は、5.4 × 1012 gcのAAV9が精製できました。従って、AAV9の収量についてはほぼ同等と判断しました。一方、AAVpro Purification Kit Maxiでは蛍光レポーターを含むAAV9だと最終産物が薄く緑がかっていましたが、今回の最終産物は無色透明であり、より高純度に精製できるものと考えられました。ただし、精製にかかる時間が非常に長い点が今回のキットのデメリットで、9~10時間までかかってしまいます(AAVpro Purification Kit Maxiは7時間くらい)。その間は安全キャビネットを占有することになるので、周りのスタッフに迷惑をかけてしまうことから、次は休みの日にこっそりやると思います。
Y大学M様
特に戸惑う工程もなく実験に使用できる量のウイルスが得られた。