組織や細胞からのRNA/DNAの抽出・精製に

核酸抽出・精製

■お問い合わせ窓口(A)

TEL:077-565-6999


[サンプル送付先]
タカラバイオ株式会社 CDMセンター 遺伝子工学研究/検査 受託受付担当 宛て
〒525-0058 滋賀県草津市野路東七丁目4番38号
TEL:077-567-9262
ご注意:伝票の品名に受託名をご記載ください。 お問い合わせフォームは こちら

特長

  • 組織、FFPE、培養細胞、血液、血漿など臨床検体含む様々な検体からの核酸抽出・精製
  • 使用目的に応じた核酸品質で抽出・精製
  • microRNA解析に適したsmall RNAを含むtotal RNAの抽出にも対応
  • ゲノムDNAだけではなくcfDNAなどの抽出も可能

概要

高速シーケンス解析やDNAマイクロアレイ解析には、高品質な核酸が要求されます。分解の生じている核酸や不純物が残存した核酸の溶液は、酵素反応効率の低下や正確な核酸定量が妨げられ、結果として精度の高い解析を行うことができません。タカラバイオでは長年培った核酸抽出技術にもとづき、検体に応じた最適な核酸抽出方法により、培養細胞や臨床検体、FFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋)組織切片などの各種組織から核酸抽出・精製作業を承ります。

サービス内容

培養細胞、各種組織、血液やFFPE組織切片などの臨床検体、原核生物、植物等からの核酸抽出をお受けします。有機溶媒や核酸精製カラムなどを利用して、高品質な核酸を抽出・精製いたします。検体種類や利用目的に応じて抽出方法や精製方法を変えることによって、効率的に核酸抽出を行います。抽出・精製を行った核酸は分光光度計やアジレント2100バイオアナライザ等、その後の各種アプリケーションの受託解析に応じた品質チェックを行いご報告いたします。

microRNAなどのsmall RNAの解析にはsmall RNA画分を含むtotal RNAの抽出も可能です。
なお、血液等からの核酸抽出については、衛生検査所登録設備内にて、適切な体制および手順書を整え対応しております。

【臨床検体からの核酸抽出の流れ】

受領検体の確認
核酸の抽出・精製
核酸の品質検定
品質検定結果のご報告

価格・納期

ご依頼の内容により異なりますので、お問い合わせください。
解析中止の場合は作業実施費用をご請求させていただきます。

納品物

  • 作業報告書(電気泳動写真・吸光度測定値・二本鎖DNA定量値などの品質確認作業結果を含む)
  • 核酸
  抽出した核酸は、その後の各種アプリケーションの解析サービスに使用いただけます。

解析後の残余サンプルの納品をご希望の場合は別途ご連絡ください。

ご注文方法

  • 依頼書作成とFAX連絡
    • 核酸抽出依頼書をダウンロードいただき、必要事項をご記入ください。
    • 依頼書記載のサンプル名称と、実際の送付サンプルに記載の名称は必ず一致させてください。
    • サンプル送付の前に、記入済み依頼書をFAXでご送付ください。
  • サンプル送付
    • 解析サンプルならびに依頼書を上記サンプル送付先へご送付ください。
    • サンプルは乾燥・漏れならびに容器破損が無いようにご注意いただき、凍結状態を維持するために充分量のドライアイスを同梱し、冷凍便、平日午前着指定でご送付ください。また遠隔地を除き、翌日必着でご送付ください。

以下のフォーマットにご記入のうえ、依頼書記載のFAX番号へご送付ください。

バイオハザード検体に関して
以下に該当する検体はお受けできません(お客様ご自身で感染性微生物を不活化されている検体は除きます)。
(1)「国立感染症研究所病原体等安全管理規程」に準じて、ヒトに対する病原性レベルが、バイオセーフティーレベル3以上の微生物、およびそれらに感染している、あるいは感染している疑いのある患者由来の検体
(2)その他、弊社作業者の安全性確保が難しいと判断される検体

上記含めてバイオハザード検体については、事前に検体情報を提供いただき、受入可否について弊社にて判断させていただきます。以下注文方法に従って情報提供をお願いします。

< 臨床検体の注文方法 >
「臨床検体サンプルに関する情報提供用紙」に必要事項を記載の上、自筆署名または捺印したものをFAXまたはPDFを電子メールにてご送付ください。受入可能な場合、タカラバイオから「参考見積書」「解析依頼書」をご案内します。また、発送予定日までに弊社販売店を通して、臨床検体専用輸送箱をご用意します。「臨床検体サンプルに関する情報提供用紙」および「解析依頼書」のコピーまたは本書を同封の上、専用輸送箱にドライアイスと検体を入れてご送付ください。

< 細菌、真菌、ウイルス、原虫及び寄生虫検体の注文方法 >
「解析生物に関する情報提供用紙」に必要事項を記載の上、自筆署名または捺印したものをFAX、またはPDFを電子メールにてご送付ください。受入可能な場合、タカラバイオから「参考見積書」「解析依頼書」をご案内します。「解析生物に関する情報提供用紙」および「解析依頼書」のコピーまたは本書を同封の上、ドライアイスと検体を入れてご送付ください。

受入サンプル

品質チェックの結果で弊社条件を満たさない場合、改めてサンプルの送付をお願いする場合があります。

培養細胞、各種組織、血液やFFPE組織切片、原核生物、植物など
  • 検体送付時には細胞や組織の凍結状態を必ず維持してください。
  • 最適な抽出方法を採用できるよう、細胞数、組織の種類や量を解析依頼書にご記入ください。
  • サンプリングする部位によって解析結果が異なることを回避するため、組織の場合には目的の部位のみをお送りください。特定の部位の摘出はお受けできません。

<ゲノムDNA抽出用サンプル>
サンプル 必要量 送付形態
組織 3~5ミリ角片で100 mg程度 凍結組織/1.5または2 mlマイクロチューブ
培養細胞 1×106 cells以上 凍結細胞ペレット/1.5 mlマイクロチューブ
血液 1~2 ml 抗凝固剤(EDTA/2NaもしくはEDTA/2K)採血管
血漿 5 ml以上 抗凝固剤(EDTA/2K)採血管
  • 組織量や細胞数が少ない場合は別途ご相談ください(アプリケーションによっては抽出核酸量が少なくても微量増幅が可能な場合がございます)。
  • 細胞の場合は、細胞ペレットをPBSで洗浄して遠心分離により上清を完全に除去した後、細胞ペレットを液体窒素・ドライアイスなどですばやく凍結させてください。
  • 組織の場合は採取後、組織重量を測定し、液体窒素・ドライアイスなどですばやく凍結させてください。3~5ミリ角片の大きさで規定量をご準備ください。大きな組織片からの抽出はお受けできません。
  • 血液の場合は、抗凝固剤(EDTA/2NaもしくはEDTA/2K)入りを用いて採血後、4℃で保管、-80℃で凍結させてください。
  • 血漿の場合(cfDNA抽出用)は、抗凝固剤(EDTA/2K)入りを用いて採血後、2時間以内に血漿分離して4℃で保管、-80℃で凍結させてください。

<RNA抽出用サンプル>
サンプル 必要量 送付形態
組織 3~5ミリ角片で100 mg程度 凍結組織/1.5または2 mlマイクロチューブ
培養細胞 1×106 cells以上 凍結細胞ペレット/1.5 mlマイクロチューブ
血液 2.5 ml 凍結血液
血清・血漿 1 ml以上 1.5または2 mlマイクロチューブ
  • 組織量や細胞数が少ない場合は別途ご相談ください(アプリケーションによっては抽出核酸量が少なくても微量増幅が可能な場合があります)。
  • 細胞の場合は、細胞ペレットをPBSで洗浄して遠心分離により上清を完全に除去した後、直ちに細胞ペレットを液体窒素により瞬間凍結させて、-80℃で凍結保存してください。培養細胞にRNAlaterを使用しますと、RNA抽出量が低下することがあります。
  • 組織の場合は摘出した組織を直ちに液体窒素により瞬間凍結させて-80℃で凍結保存してください。液体窒素による瞬間凍結が困難な場合には、RNAlater試薬に浸漬してください。組織サンプルの10倍量のRNAlater試薬を添加します(組織 1 mgに対して約10 μl)。
  • 大きな組織片は、瞬間凍結やRNAlater試薬やの浸透が困難になり、保存時にRNAの分解が生じたり、その後の抽出作業が妨げられますので、添加前に0.5 cm以下の厚さの組織片に速やかにカットした後に瞬間凍結またはRNAlaterに浸漬してください。大きな組織片からの抽出はお受けできません。

ご留意事項

本サービスは各種アプリケーションの受託解析の開始に必要な核酸量および品質を保証するものではございません。
遺伝子組換え生物等からの核酸抽出を希望される場合には、サンプルをお送りいただく前に情報提供用紙にご記入の上、弊社までご提出していただき、弊社にて事前審査の後、折り返し受入れのご連絡を差し上げます。
ヒト生体試料の解析にあたり、個人情報に関わるサンプルは、お客様ご所属施設の倫理委員会等で遺伝子解析研究に用いられることの承認が得られており、かつお客様の元で匿名化されたものに限らせていただきます。
詳しくは、「ヒトゲノム・遺伝子解析受託サービスについて」をお読みください。
お客様よりご提供いただいたサンプル・情報および納品物の複製物は、別途期限を定めている場合を除き、業務終了後3ヵ月を経過すると順次廃棄いたします。ご了承ください。

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注意事項
  • 本受託サービスは、すべて研究目的として作業を行います。納品物を試験研究目的以外へご使用される場合、弊社では納品物に起因する損失・損害等については一切の責任を負いかねます。納品物によっては、その構成物(例えば、ベクター、蛍光色素など)の使用に制限がある場合がありますのでご注意ください。
  • 納品物に起因して、直接的もしくは間接的に発生したお客様の損害については、明らかに弊社の責に帰すべき事由による場合を除いて、弊社は一切その責任を負いません。

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