CycleavePCR™ Mycoplasma Detection Kit

リアルタイムPCRでマイコプラズマを迅速検出
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
CY232

TKR

タカラバイオ(株)
CycleavePCR™ Mycoplasma Detection Kit
マイコプラズマ検出
50回 ¥70,000
¥56,000
2023/11/27~
2024/03/29

説明書・データシート・ベクター情報
CY232
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【重要なお知らせ】
弊社リアルタイムPCR装置「Thermal Cycler Dice Real Time Systemシリーズ」において弊社遺伝子検査キットを使用する場合の解析条件を変更いたしました。
変更の詳細はこちら
取扱説明書およびその他製品に付随する文書は、順次更新予定です。

製品説明

本製品はマイコプラズマの16S rRNA遺伝子をターゲットとして、リアルタイムPCR装置を用いてマイコプラズマを網羅的かつ特異的に検出するためのキットである。培養細胞によく見出されるものをはじめとして、少なくともMycoplasma属中の10種(M. arginini, M. hominis, M. hyorhinis, M. orale, M. salivarium, M. fermentans, M. bovis, M. arthritidis, M. pirum, M. pneumoniae)およびAcholeplasma属中の1種(A. laidlawii)を感度よく検出することを確認している。

本キットの増幅反応にはHot Start PCR用酵素、TaKaRa Ex Taq HSを使用しており、反応液調製時などサイクル前のミスプライミングやプライマーダイマーに由来する非特異的増幅を防ぐことができる。
増幅産物の検出にはサイクリングプローブ法を採用している。この方法はRNAとDNAからなるキメラプローブとRNase Hの組み合わせによる高感度な検出方法で、非常に特異性の高い検出が可能である。プローブは片方の端が蛍光物質で、もう片方の端がその蛍光物質の発する蛍光を消光する物質(クエンチャー)で標識されている。このプローブは、インタクトな状態ではクエンチングにより蛍光を発することはないが、配列が相補的な増幅産物とハイブリッドを形成した後にRNase HによりRNA部分で切断されることにより、強い蛍光を発するようになる。この蛍光強度を測定することで、増幅産物量をモニターすることができる。本キットのプローブはマイコプラズマに特徴的な塩基に相補する塩基をRNAとしているため、マイコプラズマのみを特異的に高感度に検出することが可能である。

内容

(50反応分;25 μl反応系)
1.2×CycleavePCR Reaction Mix625 μl 
2.Myco. Primer/Probe Mix(5×conc.)250 μl*1
3.RNase Free dH2O1 ml 
4.Myco. Positive Control(1×106 copies/μl)20 μl*2
5.Proteinase K50 μl 
*1蛍光標識プローブを含んでいるので、遮光に留意する。
*2リアルタイムPCRコンポーネント(1~3)に誤って混入すると、正しい検出反応を行うことができなくなる。付属のキットケースに移し、別に保存する。

保存

-20℃

キット以外に必要な機器、試薬(主なもの)

・リアルタイムPCR装置および専用チューブ
 Thermal Cycler Dice Real Time System II(製品コード TP900/TP960など)
 Thermal Cycler Dice Real Time System Lite(製品コード TP700/TP760など)
解析には、Thermal Cycler Dice Real Time System Softwareを使用。
 Applied Biosystems 7500 Fast Real-Time PCR System(Thermo Fisher Scientific社)など
・200 μl、20 μl、10 μl 各マイクロピペット および チップ(疎水性フィルター付)
・卓上遠心機

Positive Controlについて

Myco. Positive Controlを鋳型としてMyco. Primerで増幅されたPCR産物は、FAM標識プローブ検出領域とROX標識プローブ検出領域の両方を含むため、FAM標識プローブでもROX標識プローブでも検出される。サンプル中に阻害物質が含まれているかどうかを確認するためには、使用するサンプルにMyco. Positive Controlを加えて、Control実験を実施し、ROXフィルターで検出の有無を確認する。

マイコプラズマ対策製品ガイド


遺伝子検出・検査 関連試薬の選択フローをご利用ください

分野別の試薬選択フロー
手法別の試薬選択フロー

「遺伝子検査(食品・水質・家畜他)」関連のお役立ち情報専用ページもご参照ください。

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幹細胞・再生医療研究ガイド
タカラバイオで展開している幹細胞研究のための試薬・受託サービス選択ガイドの他、関連情報をまとめています。
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