細胞培養のマイコプラズマ対策は万全ですか?

マイコプラズマ対策ガイド

検出 除去 防止

マイコプラズマ汚染の確認の重要性

マイコプラズマは培養細胞や培地などの汚染菌としてよく知られ、汚染率は15%以上であることを示す報告もあります1、2)。マイコプラズマの感染は細胞の増殖抑制や細胞膜の性質変化、タンパク質やDNAが置換する可能性など、様々な影響を及ぼすと言われており3)、実験結果に多大な影響を及ぼします。よって実験を行う前にその感染の有無を知ることは非常に重要です。

マイコプラズマとは?

  • 自己増殖能をもつ最小の原核生物。大きさは0.2 μm~0.8 μmであるため、通常のフィルターで除去できない。
  • 細胞壁をもたず細胞膜のみであり、ペニシリン系抗生物質は無効。ほとんどの抗生物質に抵抗性があり、除去することが困難。
  • 培養細胞と共存して増殖する。光学顕微鏡での観察は不可能であるため、汚染されても気付きにくい。
そのため、日常の汚染防止対策と細胞継代ごとにマイコプラズマの検査を行い、早急な処置を行うことをお勧めします。

参考文献:

  1. Report of Mycoplasma contamination in Japan.
    Arihiro Kohara, Azusa Ohtani, Yutaka Ozawa, Setsuko Shinoda, Tohru Masui, Hiroshi Mizusawa
    Tiss. Cult. Res. Commun. (2007) 26: 159-163.
  2. Mycoplasma contamination of cell cultures: Incidence, sources, effects, detection, elimination, prevention.
    Drexler H.G., Uphof C.C.
    Cytotechnology (2002) 39: 75-90.
  3. Interaction of mycoplasmas with host cells.
    Shlomo Rottem
    Physiol Rev (2003) 83: 417-432.
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参考例:細胞培養時に気をつけたいポイント

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