I型糖鎖を識別

Lacto-N-biosidase

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製品コード TaKaRa
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製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書
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資料
TKR 4456 4456 Lacto-N-biosidase
  • バルクなど特別対応可能
100 μU
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製品説明

Lacto-N-biosidaseは、I型糖鎖構造に特異的に作用して糖鎖の非還元末端からlacto-N-biose(Galβ1-3GlcNAc)を遊離するが、II型糖鎖には全く作用しない1, 2)。糖タンパク質や糖脂質糖鎖のI型、II型構造の判別に利用できる。また、α-1,3/4-L-Fucosidase(製品コード 4453)と組み合わせて用いることにより、Lewisa構造とLewisx構造を識別することができる。糖タンパク質や糖脂質糖鎖の構造と機能の解明に有用である。本酵素100 μU(1 vial分)で、糖鎖 ~10 pmolに対して、およそ50~100回分の酵素消化が行える。

保存

-20℃

系統名

oligosaccharide lacto-N-biosylhydrolase

酵素番号

3.2.1.140

由来

Streptomyces sp.142

反応

非還元末端にI型糖鎖構造(Galβ1-3GlcNAc-)を持つ糖鎖に作用してlacto-N-biose(Galβ1-3GlcNAc)を遊離する1)

形状

溶液[0.05% Brij 58を含む50 mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.5)]

濃度

1μU/μl

活性の定義

37℃、pH5.5においてPA-lacto-N-tetraoseから1分間に1μmolのPA-lactoseを生成する酵素量を1 Uとする。

活性測定法

2μMのPA-lacto-N-tetraose(PA-Sugar Chain 042;製品コード 4142)を含む40 mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.5)中、37℃で20分間酵素反応を行わせた後、1%のトリフルオロ酢酸を加えて反応を止める。反応液をHPLCで分析して、生成物[PA-lactose、(PA-Sugar Chain 026;製品コード 4126)]の量から酵素活性を算出する。

一般的性質

分子量: 約60,000(SDS-PAGE)
至適pH: pH5.5(クエン酸ナトリウム緩衝液、酢酸ナトリウム緩衝液)
基質:PA-lacto-N-tetraose
pH安定領域: pH4.0~10.0(4℃、16h)
安定化剤: 非イオン性界面活性剤(Brij 58、NP 40)、Bovine serum albumin
阻害剤: Hg2+、Cu2+、Fe3+、lacto-N-biose
ミカエリス定数: Km=6.80μM 基質:PA-lacto-N-tetraose(PA-Sugar Chain 042;製品コード 4142)
Km=38.9μM 基質:PA-Sugar Chain 003(製品コード 4103)

基質特異性

基質(終濃度2μM) 生成物 比活性(mU/mg)
PA-Sugar Chain 042 PA-Sugar Chain 026 2683
PA-Sugar Chain 041
0
PA-Sugar Chain 003 PA-Sugar Chain 001 280
PA-Sugar Chain 002
0
PA-Sugar Chain 043
0
PA-Sugar Chain 044
0
PA-Sugar Chain 045
0

純度

1.残存エキソグリコシダーゼ活性およびエンドグリコシダーゼ活性
合成基質:p-NP-glycoside 1.1 mMを含む40 mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)225 μlに本酵素標品25μlを加えて37℃で16時間反応を行わせた後、1 M炭酸ナトリウム250μlを加えて反応を停止し、405 nmにおける反応液の吸光度を測定する。
活性の検出限界は1 μU/ml。
糖鎖基質:適当なPA-Sugar Chain 2μMを含む40 mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.5)8 μlに本酵素標品2 μlを加えて37℃で16時間反応を行わせた後、1%のトリフルオロ酢酸を加えて反応を止める。反応液をHPLCで分析して、生成物の有無を調べる。
活性の検出限界は0.1 μU/ml。
残存グリコシダーゼ活性 合成基質 糖鎖基質
α-Fucosidase <0.005% <0.01%
α-Galactosidase <0.02% ND
β-Galactosidase ND ND
α-Glucosidase NT ND
β-Glucosidase <0.005% <0.015%
β-N-Acetylhexosaminidase <0.5% ND
α-N-Acetylgalactosaminidase NT ND
α-Mannosidase ND ND
β-Mannosidase <0.005 NT
Sialidase NT ND
Endo-β-N-acetylglucosaminidase  NT ND
ND;Not detected, NT;Not tested

2.残存プロテアーゼ活性
酸化インスリンB鎖0.4 mMを含む200 mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.5)10 μlに本酵素標品10 μlを加えて37℃で16時間反応させた後、反応液を逆相系HPLCで分析した結果、基質(酸化インスリンB鎖)以外のピークを認めなかった。

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