Xfect™ トランスフェクション試薬

哺乳類細胞用の高効率・低毒性トランスフェクション試薬
  • 広範な哺乳類細胞にプラスミドDNAを高効率に導入
  • 極めて低い細胞毒性
  • 血清存在下で使用可能
  • 動物由来成分フリー

マウスES細胞に最適化されたXfect mESCはこちら
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
631317

CLN

Clontech
Xfect™ Transfection Reagent
トランスフェクション試薬 ライセンス
50回×2 ¥37,000
¥29,600
2023/11/27~
2024/03/29

説明書・データシート・ベクター情報
Z1317N
631318

CLN

Clontech
Xfect™ Transfection Reagent
トランスフェクション試薬 ライセンス
100回×3 ¥83,000
¥66,400
2023/11/27~
2024/03/29

説明書・データシート・ベクター情報
Z1318N
631316

CLN

Clontech
Xfect™ Transfection Reagent Sample
ライセンス
25回 サンプルお申込みはこちら 説明書・データシート・ベクター情報
Z1316N
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製品説明

Xfect Transfection Reagentは広範な哺乳類細胞へ高効率にプラスミドDNAを導入することができる新しいトランスフェクション試薬である。
本試薬による遺伝子導入は、約2,300種類もの中から選び出されたXfect Polymerにより形成される生分解性ナノ粒子を介して行われる。この新しい遺伝子導入原理により、非常に高い導入効率が得られる一方で、遺伝子導入試薬による細胞毒性は低く抑えられている。また、遺伝子導入は、通常の血清含有培地中で行えるため、操作も簡便である。

Xfect Transfection Reagentと他社遺伝子導入試薬を比較した実験でも、HeLa、HEK 293、CHO-K1、HT1080細胞においてXfect Transfection Reagentがもつ高い遺伝子導入効率(図1パネルA)と、低い細胞毒性が確認できた(表1)。また、一般的にトランスフェクションが非常に難しいJurkat細胞への遺伝子導入比較実験でも、Xfect Transfection Reagentを用いた場合に他社製品より40倍以上高い遺伝子導入効率が得られた(図1パネルB)。


図1. Xfect Transfection Reagentを用いた広範な哺乳類細胞への遺伝子導入例
Xfect Transfection Reagentと他社製品L(パネルA)、Xfect Transfection Reagentと他社製品LX(パネルB)を用いて、それぞれの推奨プロトコールに従ってAcGFP1をコードするプラスミドDNAを各細胞に導入した。48時間後、AcGFP1の発現をフローサイトメーターを用いて解析し、遺伝子導入効率を算出、比較した。



図2. Xfect Transfection Reagentを用いた実験概要
Xfect Transfection Reagentでは遺伝子導入操作を血清存在下で行うことができ、操作ステップも最小限に抑えることができる。
(2012年11月よりプロトコールが一部改良され、シングルチューブでの試薬調製が可能になりました。なお、これまでのチューブを2本使用するプロトコールも使用可能です。両プロトコール間のトランスフェクション効率に差はありません。)

プラスミドDNA遺伝子導入(操作方法を動画でご覧ください)




表1. Xfect Transfection Reagentで遺伝子導入した細胞は高い生存率を示す
  Xfect Transfection Reagent(%) 他社製品 L(%)
HeLa 79.4±17.9 53.2±26.7
HEK 293 63.5±12.5 52.3±12.4
CHO-K1 86±0.8 90.9±10.7
MCF7 51.4±10.6 29.7±21.3

Xfect Transfection Reagentで良好な遺伝子導入が確認された細胞株

<Clontechで確認>
HeLa, HEK 293, 293T, NIH/3T3, CHO

<Xfect Transfection Reagent使用ユーザー様からいただいた情報>
Bone CellsMC3T3、U2-OS
Colon CellsCaco-2、HT-29
Epithelial Cells16HBE、A431、As4.1、BEAS-2B、B16-F10、BSC1、Caco-2、EpH4、HaCaT、HC11、HEK-293、HEK-293T、hOSE、HT-1080、HT-29、Lens epithelial cells (human)、MCF7、MDCK、T-47D、WRL 68、A549、Caco-2,EpH4、H1299、Hepa 1-6
Endothelial CellsAortic endothelia (human)、HUVEC、Myoendothelia (human)
FibroblastsBHK-21、BJ fibroblasts、Chick fibroblasts、COS-7、HT1080、Mouse embryonic fibroblasts (MEF)、NIH3T3、Rat2、Swiss mouse embryonic fibroblasts
Immune CellsJurkat、DC2.4、K-562、RAW 264.7、RBL-2H3、SupT1、NALM-6
Kidney CellsAs4.1、BHK-21、B-S-C1、COS-7、HEK-293、HEK-293T、Renal proximal tubules (mouse)、293FT
Lung Cells16HBE、BEAS-2B、A549、H1299
Muscle CellsAortic smooth muscle (human)、Cardiomyocytes (primary rat)、C2C12、Myoblasts (primary human)、Smooth muscle cells (primary human)
Neural-BasedHEI-193 (human Schewann)、SH-SY5Y、Astrocytes (primary mouse)
Reproductive OrgansCHO、EpH4、HC11、HeLa、hOSE、LbT2、MCF7、PC3、T-47D
Stem CellshADSC (Adipose)、hMSC (Mesenchymal)、Mesenchymal Progenitor、P19


<国内のXfect Transfection Reagent使用ユーザー様からいただいた情報>

Cell Type

Efficiency

Viability

293

80%

80%

293FT

70-80%

100%

293T

< 90%

> 90%

CHO-K1

80%

95%

HeLa

80%

90%

MEF

60%

95%

HFK(ヒト表皮角化細胞)

60%

80%

HDF(ヒト皮膚線維芽細胞) 

50%

90%

HT1080(ヒト線維肉腫細胞)

80%

90%

内容

Xfect Transfection Reagent
(製品コード 631317:100回*、631318:300回*
・Xfect Polymer
・Xfect Reaction Buffer

* 6ウェルフォーマットプレートの1ウェルでの反応回数

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